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  • from: 岐阜のすーさん

    2007年12月28日 08時05分54秒

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    他人事にしたとき、きめ細かさが消えていく

     きめ細かい指導をしようと思えば、きめ細かい指導がだれにでもできるわけではない。できない人にはできないし、できる人にはできる。力量の違いと言えばそれまでだが、この違いはどうして生まれてくるのだろう。
     その原因の一つに教えることへの構え方の違いがあるのではないだろうか。
    <きめ細かさを欠きやすくなる個への構え方>
    ・伝えたことを理解するのは子ども。伝えた後は子ども自身の問題だ。
    ・できないのは努力が足りないからだ。
    ・ここまで教えたからあとは子ども自身で考えてできるようにすることだ。
    ・能力を発揮できないのは、子ども自身に問題がある。
    ・教えることは教えたから私には問題はない。

    <きめ細かさを欠きやすくなる集団への構え方>
    ・こちらが思っている反応があったからわかってくれたと思う。
    ・このレベルの子どもたちの反応があれば、理解ができたと信じている。
    ・能力に差はある。教えてもできないのは、能力の問題だ。
    ・わからない時は聞いてわかればいい。
    ・わかってくれる子がいるから、私のやり方に間違いはない。

     子どもの自主性や主体的な取り組みを大切にしたいという考えは大切にしなければならない。また、自ら考え判断し行動できることを目指している私たちであるから、子ども自身でできるようにしたいと思う気持ちから子どもに任せようとする気持ちもわかる。しかし、これらの構えが、きめの細かさを欠くことにつながる。
     できるまでの種まきをせず、実をならすことはできない。できないのに子どもに任せてもできるようにはならない。

    ・子どもが自分でできるところはどこまでなのか。
    ・本当に任せてもできるのだろうか。助けなければならないことはないか。
    ・どの子も本当にわかっているのだろうか。つまずいている子はいないか。
    ・つまずきを乗り越えるだけの力を付けてきただろうか。
    ・やる気をもたせるだけの配慮はしているのだろうか。
    ・困っているときにいつでも助けを求める環境を作っているだろうか。
    ・安心して私についてくるだけの人間関係を築いているだろうか。
     このように他人事にせず常に自分との関わりを作り、自分事としてできること、足りないところを探すことできめ細かさが生まれてくる。
     教材に対する理解の深さがきめ細かさを生むのは当然ではるが、わかる・できるまでの子どもの歩みをスモールステップで考え、それぞれの場で、自分にできることはないかを考えることで、きめ細かな指導ができる。
     安心して子どもを手放せるのは、「いいよ。自分でできるから。」と子どもが主張し、その後「そう、それじゃあ。本当にできるか、見ているからね。」と子どもをいつでも支える気持ちで身構えながら見、「すごい。自分でできるね。」とできた時に喜びの感動を伝えた時からだと思う。それまでは、歩き始めた子どもの前に立ち手を広げ、いつ転んでも支えようと構えている母親と同じ気持ちで子どもたちを見続けたい。

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