「心を一つにして頑張りましょう。」・・・・よく聞く言葉。
心を一つにすると事が早く進む。
心を一つにすると仲間との一体感がある。
心を一つにすると励まし合うことの楽しさを感じることができる。
心を一つにすると弱い自分が強くなれる。
　人それぞれ心を一つにしようとすることで今までとは違った自分を作り出す。
　それを「みんなで決めたから。」「心を一つにしないといけないから。」などと言っても相手に伝わらない。心を一つにすることは、義務でもなければ、責任でもない。心を一つにしたくなる気持ちを伝えなければ伝わらない。結果として心を一つにしてよかったと思えば、また次の機会に心を一つにしようと頑張る。あの時のあの感じがよかったと思わせることで心を一つにする仲間が作られる。
　心を一つにすることは、理屈ではない。感じることだ。子どもたちに一体感を求めるならば、一体になった時の感覚を味わわせ、おいしいものだからまた味わいたいと思わせるように繰り返し指導したい。それができるのもあとわずか、夏休み前でも気を緩めることなく最後まで心を一つにする学級を目指して取り組みたい。