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from: 岐阜のすーさん
2009/01/19 05:23:39
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欲しいと思った時が一番欲しいとき
子どもが「〜してほしい。」と思った時が、一番してほしいときだ。その時に、こちらの都合で「後からね。」「ちょっと待って。」と言ってもこれは通用しない。見通しがもてない小さな子どもはなおさらだ。今しかないのだ。何とかしてやりたいがなかなかできないと悩むのもそのためだ。
「今は、できない。」と即決して子どもに伝えることは、子どもの気持ちに応えていない。だから、子どもは反発する。「あなたの気持ちが分かるから、何とかしてやりたい。」という気持ちを伝えることが必要だ。
「困ったなあ。」という顔をする。「してやりたいが、してやれない。どうしよう。」と声をかける。即決よりは、子どもにこちらの気持ちが伝わる。子どもも自分の願いを実現させるために親の悩みに協力をする。(但し、このような問題解決になれていないさらに小さい子どもには難しい。その時は、「ごめんね。ごめんね。」と伝え、泣き続ける子どもを気にしながらできるだけ早く自分の事を済ませて、必ず応えてやる。)
相談し合って決めたことならば、願いの実現が後になっても子どもは納得する。
一番いいのが、即対応することだ。これをすることで、「私の願いを叶えてくれる人」になる。それを繰り返しているうちに子どもから信頼を得ることができるようになる。
ここで陥りやすいのが「何でも聞いてくれる人」になってしまうことだ。「ここは、我慢させないといけない。」「ここは譲れない。」ということをもっていることが大事だ。このときは、後に回ったり、できないと言い切ったりすることができる。それを通すことで、こどもは、「このことは、だめなんだ。」「このことは通用しないのだ。」と学習する。これが躾となる。したいと思ったことがある程度満足できる子どもになっていれば、この学習が成立する。いつも我慢させられている子どもでは、それはできない。不満が溜まっているので、どこかで爆発する。
親の言う通りに生きていくしかないと我慢し続けてきた子どもは自我が目覚めると反発が強くなって出てくる。今まで自分を出せなかったことへの反発となって出てくるのだ。
子どもがしてほしいと思った時に、してもらえた体験をたくさんすることで子どもは自分らしく生きられる。多少の我慢もできる。
子どもは親の鏡だ。こちらがしてきたことが子どもの反応として現れてくる。そして、その反応は、今すぐなのか、近い将来なのかは別として、必ず現れてくる。子どもへの対応が私たちがしたことのすべてだ。優柔不断な対応をしていると子どもは学べない。何を大事にして子どもに対応しているのかをはっきりさせることで子どもも何が大事なのかを学ぶことができる。子どもがしてほしいと思った時にどのように私たちが対応しているかということは、子どもが私たちに生き方を問うている時なのだ。-
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