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  • from: 岐阜のすーさん

    2009年03月26日 05時21分38秒

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    どの学年でも

     新年度が近づくと次の担当する学年はどこになるのだろうと気になるところである。希望した学年になれるかどうかわからないが、構えとして、どの学年でも持てる教師でいたい。
     持ちやすいとか持ちにくいと思う判断の基準の多くは、子どもの実態のようだ。落ち着いた学級なら持ちやすいが、問題行動が多い学級は持ちにくいとよく話される。当然問題行動が多い学級での指導は苦労することはわかる。もし、持ちにくいと考えているのならば、それは、自分の力量が子どもの姿を変えるに至らない力量だと自分で決めていることになる。本当はその実態を変化させる力があるにも関わらず、自分で自分の力量を過小評価しているところはないだろうか。
     教師の力が伸びるのは、壁に当たったときだ。その壁を乗り越えるだけの力があるかどうかを見極めるためには壁を避けられない。
     今までに経験したことのない実態に出会ったときに自分の指導の幅を広げることができる。特に問題行動が多い学級は、必ずその問題が生まれてくる背景があるはずだ。自信をなくしていたり、仲間関係が希薄であったり、実態に合った指導がなされていなかったりと問題が生まれる背景がわかるとそれに合った手だてを講じることで問題が解消されていくことは多い。
     子どもは育てられたようにしか育たない。問題行動が多いとすると、必ず、どこかに育て足りないところがあるはずだ。何が足りないのか、目の前の今の子どもの姿を見るだけではわからない。過去に戻るとその育てられ方がわかる。子どもの発達に合った指導になっていれば、多くの問題は解消される。育てたりないことに目を向けたり、子どもが育とうとする方向に目を向けたりすることで、発達に合った子どもの育ちが期待できる。
     様々な学年を経験することは、その子どもの発達の過程を体験的につかむことができるということだ。経験することで指導の幅も広がる。
     低学年の子どもたちと高学年の子どもたちと同じように指導はできない。同様に中学年の子どもたちと同じようにも指導はできない。
     それぞれの学年の発達に合わせた指導が重要になる。それを体験するチャンスが新たな学年への挑戦となる。
     低学年では、自己中心的で「僕は」「私は」という子どもが多い。
     中学年では、集団を作り始め、集団とうまく関わることに慣れ始める子どもが多い。
     高学年では、自我が目覚め始め、対等に扱われないと不満をもつ子どもが多い。
     それぞれの子どもの学年発達に目を向けて、それぞれの学年の子どもに合った指導のできる自分にすると、実は、子どもの行動が本当は問題行動ではなく、発達からみて当然の行動だったとみることもできることがある。そうなれば、指導にゆとりももてる。知らないために、余分な問題を作っていることもある。
    ○人の話を聞かない→実は、興味がない(わからない)から聞か(け)ない。
    ○友達とよくけんかをする→実は、友達との関わり方を知らない。
    ○暴力を振るう→実は、うまく自分の言葉で説明できない。
     指導不足によって問題が引き起こされていることに気づかないでいると問題がさらに別の問題を起こすことにもなる。
     さて、次年度はどの学年に挑戦しようとしているのだろう。

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