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  • from: 岐阜のすーさん

    2009年04月22日 06時13分34秒

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    じっくりとこだわる

    授業の進み具合を気にしながら、毎日の学習を進めていることと思う。しかし、授業を進めることに焦点が当たり、教えたいという思いが全面に出て、教師が自分のペースで授業を進め、子どもが分かっていようがいまがお構いなしになってしまっては大変。やはりこの時期は、多少時間がかかっても学習姿勢を身につけることに重点を置くことだ。そして、それが今後の授業を進めていく上で必ずプラスになる。慌てて授業を進めても分からない子どもを作っていっては、今後の授業に支障を来すことになる。まずは、聞く姿勢作りだ。
    ・話し手を見ているか。
    ・話を最後まで聞いているか。
     最低これができていなければ、自分の考えを話題に乗せて作ることができない。聞いていないと話題に乗り遅れたり、ずれたりする。それを修正するために無駄な時間を生むことになる。そうならないように確実に話の内容が理解されているかどうかの点検をする。
    ・聞いたことを正確に話すことができるか。
     これが緊張感を生む。そして、聞き逃さないように聞くことができれば、聞いたことについての自分の考えをもつことができる。それを学級の8割以上の子どもができるようにならないと落ち着いて学習を進める学習集団にはならない。いつでもこの8割以上の子どもができるようにしようとするには、それなりの時間が必要だ。まずこの8割以上の子どもの聞く姿を作るために、挙手で確認したり、氏名カードで頑張りを評価したり、子ども自身に聞く姿勢に関わる目標をもたせたりとあの手この手を使う。ただ、これに時間がかかりすぎると感じるならば、手だての問題ではなく、教師のこだわりに問題がある。つまり、どれほどこの手だてにこだわっているかということだ。1時間に1回手だてを講ずればよいというものではない。できなければ前に進めないという思いが強ければ強いほど何度もこの手だてを講ずる。こまめに評価をし、できる子どもを増やしていく。できる子どもが一度できれば安心するのではなく、能力として身に付くまで何度でも評価を繰り返す。「あなたは聞く力をもっているから、安心だ。」と伝えることができるまで何度も繰り返す。どの子もできているだろうかと自問しながら、学級全体の子どもの姿を見渡す。できなければ、また手だてを講ずる。この繰り返しだ。
     よく聞く姿勢を高めるワークなどを紹介する本を見かける。しかし、場当たり的な手だてでは力にならない。やはり、日頃の授業の中で繰り返しすることで聞く姿勢は身に付くものだ。地道に授業の中で根気強く聞く姿勢にこだわり続けることが力をつける一番の近道になる。ワークをして余分な時間を作るよりも授業に時間をかけたい。
     手だてではない。本気で聞いてほしいという教師の叫びが子どもを変えるのだ。手だてを講じたくなるのは、その本気がその手だてを生み出している。教師のこの本気の姿勢がうるさいほどの繰り返しの指導になっている。この時期に教師のこだわりを示さなければ子どもの聞く姿勢ばかりか、学級作りの文化を作り出すエネルギーさえ生み出すことができない。どの子も大事な学級の一人だから、一人も見捨てることはできない。何とかみんなに力をつけたい。そんな子どもへの愛情がこのこだわりを生む。

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