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  • from: 岐阜のすーさん

    2009年04月24日 06時27分02秒

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    どこまでこだわるの?

     一つのことを徹底させるために、何度も繰り返すことはとても大事なことだ。一度言えば、できるようになるものではない。できないことを叱ってみてもできるようになることはない。ここは、根気よくできた姿を誉め続け、少しでもできる子どもの数が増えたことを子どもと一緒に喜び合うしかない。
     ただし、どこまでこだわればいいのだろう?このこだわりの感覚の違いが指導となって現れる。
     例えば、「話し手を見て聞く」という聞く姿勢作りについて考えてみる。
     一人一人発言する前に聞く姿勢を確認し、確実に全員が揃うまで話をさせないで待たせることもできる。また、それをしていると話が続かないし、話の内容を忘れてしまうからと言って、発言を止めないで、時々聞く姿を注意し、話を進める指導をすることもできる。この違いは、それぞれの教師の考え方に違ってくる。
     しかし、大切なことは、どの子にも聞く姿勢を身につけさせることにある。つまり、相手の言ったことを自分なりに精一杯とらえ、精一杯言ったことに応える子どもたちにすることだ。これは、学級全体で話が進むことではない。どの子も確実にできなければ、個々の子どもに力をつけたことにはならない。
     どのように指導をするかは、集団の中にどれほどのできない子どもがいるのか、その割合によって指導の仕方が変わってくる。多くの子どもができない状況の場合は、全体への指導が中心となり、全体への指導の時間が多くなる。逆にできない子どもが少なければ、全体というよりも個別に指導することが多くなる。また、取り上げ指導として、時にはできない子どもを仲間で応援してできるようにするために全体指導をする機会を作ることも、時期によっては起こりうる。個々の力を一度に伸ばすことはなかなか難しい。そのため多くの子どもができるようにする時期と一部の子どもができるようにする時期とでは指導の仕方を変える必要がある。
     年度当初は全体指導が多くなる。これは、新しい学級でのルールを作る時期のため、できない子どもが多いからだ。ある程度できる子が増えれば全体での指導を少なくする。そうでないとすでにできている子どもが、「もうそんなことはできている。」「わかっているのに何度もうるさい。」と教師と子どもの間い溝を作ってしまうことになる。そんなことにならないように子どもの実態を注意深く観察し、子どもの実情に合った適切な指導が重要となる。これも試行錯誤をしながら、体験的につかむことになる。「今は、全体指導が必要だ。」「今は個別の指導が必要だ。」との見極めができるようになれば、かなり指導の効率も上がってくる。

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