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  • from: 岐阜のすーさん

    2009年06月26日 04時51分54秒

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    子どもが動く

     「先生、このことに困っているんだけれど、どうしたらいい?」と子どもから友達とのトラブルで悩みの相談を受けたときにどんな動きをするだろう。
     こんな時に「子どもの悩みだから何とか答えないといけない。」と思って、一緒になって考え、解決の方法を見つけ、子どもに頑張るように助言する教師は多い。これも大事な取り組みだ。ただ、これだけだと思わぬ落とし穴にはまってしまう。
     私たちは、自ら考え行動する子に育てるために子どもたちと関わっている。前述のようにいつも教師が子どもに、「こうするといいよ。」「こうしたらどう?」と投げかけていると、子どもは教師を頼りにし、自ら考えず、いつも教師に頼って行動する姿になっていく恐れがある。これでは、指示待ちの子どもになったり、自分で考えず教師の考えに頼る子どもになったりし、子どもを思ってやっていることが、逆に子どもが育たないことをしていることになってしまうかもしれない。
    「そう考えているのは、あなただけではないよ。友達に相談してみたら?」
    「友達と話してみた?」
    などと仲間に働きかけるような言葉かけをしてみてはどうだろう。
    ちょっと冷たいと感じるかもしれないが、ここが大事。その後の取り組みを見届け、誰と関わるのか、どのように話をしたのか、仲間からどんな考えを得たのか等常に、気遣い心配し続ける。「どうだった?」「友達は、何と言った?」などと仲間と関わった後の考えや気持ちを聞く。
     つまり、子どもが教師に相談しなくても、解決できることが分かったり、仲間の意見を参考にし新たな自分の考えを生み出したりするようになるかどうかを見届けるのだ。
     このように子ども同士で起きた問題を教師が解決するのではなく、子ども自身に解決させようと子どもと子どもをつないだり、子どもたちの間に入って支援されたりするのだ。
     そして、ある時には、Aさんの立場、またある時にはBさんの立場と、立場を変えて子どもに考えさせるように投げかける。子どもは、自分を中心にしかものが見えてこない。この見える世界を子ども自身で広げるように手助けをすることが子どもの育ちを応援することにもなる。
    また、この取り組みをすることで次のことが明らかになる。
    ・子どもが自分で考えたり、第三者の立場で考えたりできる。
    ・どれほど子どもに自分の考えが伝わったのか知ることができる。
    ・誰がどんな考えをしているか知ることができる。
    ・子ども自身で考えさせる事が新たな問題に生かすことになる。
    ・子ども同士で解決することで、自分の事としてとらえやすくなる。
     自ら考え、判断し、行動するためには、自分が先頭を切って歩くのではなく、子どもを先頭に立たせる教師の構えや営みが必要だ。

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