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  • from: 岐阜のすーさん

    2009年08月26日 03時51分21秒

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    気を配る

     「きっとこれをすると喜ぶだろうな。」と気を配って動くことができる人を見るととても温かくなる。その動きには、感謝の気持ちも沸いてくる。
     思いやりとお節介とは紙一重であるが、どこが違うのだろう。
     どちらも相手を思う気持ちはきっとある。しかし、一方は喜ばれ、一方はうっとうしがられる。
     はっきりしているのは、受け取る側の気持ちの違いだ。相手の受け取り方が違うということは、受け止める側の反応を見ると思いやりになるのか、お節介になるかが分かるということだ。
     喜んでいる時には、顔には笑顔が見えたり、体に緊張感がなく緩んでいたり、優しい言葉が返ってきたりする。逆に、うっとうしいと思っていると、ぎこちない笑顔であったり、言葉に刺があったり、体に緊張感があり、何となく壁を感じたりする。
     この相手の表情を読み取る観察力の差が思いやりとお節介の違いとなるのではないだろうか。
     相手の表情を読み取ることなく、自分の思いだけで動いてしまうとお節介となることがある。相手の表情が硬く、喜んでいないと思えば、途中でも行動を変えることができるのが思いやりにつながる。この場合は、押しつけないという構えをもっているから相手が見える。
     子どもたちに「思いやりのある人になってほしい。」と教師であれば、誰もが思う。しかし、具体的にどんなことをすれば、そんな子が育つのかは明らかになっていない。育てる側の感覚で捉えていることが多い。
     最近では、人と関わろうとしない人が多くなったため、この「相手の表情を読み取ること」がうまくできない人が多いように感じる。相手から悪く思われたくなくて、関わろうとしない人も増えている。そして、対人関係がうまくできなくて心に病気をもつ人も増えている。
     だから、幼いうちに人と関わる体験を十分させ、人との関わり方を学ぶことはとても大切なことだ。
     しかし、意図的に関わる場を作らない限り、子どもの力だけでは限界がある。育てる側が場を設定しないとできないことが多い。学校生活では、ペアやグループ、学級と色々な集団を使って活動する事が多い。自分の好みとは無関係に人と関わる場が用意されている。これは、自分とは違う感じ方をする相手の存在を知るよい機会であり、これをうまく利用することで思いやりのある子を育てることができる。
     相手の気持ちを知ったり、自分の気持ちを伝え合ったりする中で相手が喜ぶ姿に出会う体験をする。この体験を繰り返し行う中で、思いやりやお節介を体験する。
     「喜んでいるよ。」「やってよかったね。」などという言葉や「有り難うね。」「嬉しいよ。」などと感謝の言葉を伝えることで思いやりを体で感じることができる。また、相手の表情を見て、「ここはちょっと静かに見ていようね。」「今、一人にしておいた方がよさそうだよ。」などと言葉かけをしたり、「やりすぎると嫌がっているでしょ。」などと相手の表情を見させたりし、控えることを教えることでお節介にならない対応をつかませることができる。
     この場合の思いやりやお節介の判断や指導は、教師が持ち合わせている感覚で磨かれることになる。ということは、思いやりのある子を育てるには、教師自身に思いやりの心が育っていないと育たないということになる。思いやりのある子を育てるためには、自分を磨くしかないのだ。

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