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  • from: 岐阜のすーさん

    2009年09月14日 04時30分36秒

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    登校を渋る

     登校渋りは、誰にでも起こりうる心の問題だ。子どもが学校へ行きたがらないということは、学校が嫌いだからではない。行きたいけれど、行けないという所に子どもが立っている。その原因は様々であるが、教師側に原因があるとすれば、大変なことだ。
     子どもにとって、学校はある意味で戦場だ。家庭のように自分を丸ごと受け入れてくれる愛情に満ちた場所ではない。自分とは違う価値観や違う行動があり、いつも自分が生かされることにはならない。その中でうまく人と関わりながら、自分を生かそうと精一杯努力している。うまく行くときもあれば、失敗することもある。逃げ出したくなるときもある。その学級の雰囲気は、教師の力でどのようにでも作りあげている。仲間作りを大切にする教師がいれば、仲間作りよりも自分の力を伸ばすことに力を注ぐ教師もいる。逃げ場所や受け皿が学級にない場合、学級にいることが辛くなる。
     自分をうまく生かせない弱い子どもがいることを前提に学級を作る教師であれば、子どもは救われる。しかし、これに気づかず、自分の思いだけを強く子どもに要求する教師であれば、子どもは強いられることになる。
     耐えられる子どももいれば、耐えられない子どももいる。仲間がいれば、支え合うこともできるが、仲間作りができない子どももいる。様々な子どもが指導の裏で生まれている。
     逃げ場所や受け皿が必要なのは、そのためだ。
    逃げ場所は、保健室であったり、休み時間に自分の落ち着く場所であったり、親しい友達の側であったりとこれも様々だ。
     受け皿は、認められる場であったり、悩みや辛さを受け入れられる場であったりする。
     どの子にもそんな場が必要であり、そういう場を設けることが、教師のゆとりにつながり、幅をもって子どもを育てることができる。教育である以上、辛いと感じることを強いることはある。その場合に、逃げ場所や受け皿を用意しておいてから、辛さを与えるのと、それを用意せずに辛さを与えるのでは、子どもの辛さに向かう構えが違ってくる。
     これしかないと追い込まれてしまうと、学級にいられなくなってしまう。せめて教師側に登校渋りの原因はないと言い切れるだけの努力はしたい。
     そのためには、指導した後の子どもの動きをよく見ることだ。弱い立場になっている子どもの次の行動を見ることだ。反発してでも反応がある子どもであればまだ安心だが、反発もせず、我慢だけしている子どもが心配だ。
     辛さや苦しみをうまくはき出せないことが自分を追い込んでいくことになる。子どもの休み時間の動きや仲間関係をとらえるアンテナを高く張り、子どもからの情報が入ってくるようにし、子どもが危険な状態になっていないか絶えず気を配りたい。

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