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  • from: 岐阜のすーさん

    2009年09月25日 04時56分14秒

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    ゆとりのある計画

     予想外の事が起きると、どのようにしてよいのか困ることがある。子どもたちの様子を見ていると
    ・無口になる。
    ・泣く。
    ・助けを求める。
    ・逃げ出す。
    ・似た経験を元に対応する。
    ・ごまかす。 等
    と、様々な姿を示す。
     この姿を見て、「子どもたちにとって予想外な事だから当然の姿だ。」と思えば、対応に慌てることはないが、様々な姿に動揺して、もぐらたたきをするように個々の様子に合わせて対応していると学級全体としてばらばらになってしまう。
     こういうときは、まず、子どもたちの感情が落ち着くように手を打つ必要がある。
    まずは、「わかった。困っているんだね。」と子どもたちの気持ちを受け止め、「少し静かにして。」と話す。深呼吸をしたり、目をつむったりするのも一つの方法だ。
     落ち着いたら、納得できるように予想外になった理由を説明したり、経過を説明したりする。ある程度納得できれば、次の行動も冷静に考えることができる。予想通りにならない状況を受け入れられない子どもがいれば、「どうすれば、よいのか?」と問い、予想通りにならないことを再度体験させる。この時は、周りの子どもたちは、冷静にその様子を見ているので、受け入れられない子どもをフォローすることができる。諦めて新しい行動を考えなければならないことになった時に、「どうしよう。」と考える場を設ける。ここでは、子どもの経験の差が出てくる。考えが浮かぶ子どもがいれば、その考えを認め、他の子どもたちの判断を仰ぐ。もし、思い浮かばないようならば、教師が新たな対応を示し、子どもたちに判断を仰ぐ。いずれにしても子どもたちが納得して新たな対応を自分たちで決めることが重要になる。それは、子ども自身が自らの考えで動くところに意義があるからだ。
     もし、この判断を教師がし、子どもに指示をし、子どもたちにさせる対応をするようならば、子どもは常に教師に頼る生き方しか身につかない。これでは、子ども自ら考えて行動することにはならない。予想外が起きたときにも自分で判断できる子どもにしなければならないのだ。
     しかし、こういう時に、時間がないから仕方がないという教師を見かける。教師が判断し、事を進めた方が当然すばやく対応できる。また、子どももそれに従って動けば、何の問題もないよう事がうまく進み、安心してしまう。だから、問題がないように感じてしまうのだ。しかし、これは子どもを育てるという視点に気づいていないのだ。事がうまく進めばよいと考えているうちは、子どもは育たない。失敗を乗り越えて初めて自分の力になる。教師が判断しても子どもの力にはならない。だから、教師には、見通しが必要なのだ。時間のゆとりを生み出すための見通しが必要なのだ。目一杯に活動を組むことは、失敗を許さない、許せない姿勢につながる。それでは、子どもは事をこなすだけになってしまう。自ら考えて行動するためには、考えるゆとりが必要だ。予想外の事が起きるかもしれないというゆとりをもった計画が必要なのだ。時間に追われるのは、予想外の事が起きた時に子どもの力で対応するゆとりを考えずに計画を立てた教師側に問題があるのだと考えたい。

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