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  • from: 岐阜のすーさん

    2009年12月12日 02時38分22秒

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    子どもの心が見える

     「何でこの子はこんな事をするのだろう?」「同じ失敗を何度続ければ気が済むのだろう?」などと思うことがある。子どもの気持ちがわからないから同じ事を繰り返す。同じ指導をしてもちっとも変化しない。いくら正しいことを話しても問題の解消にはならない。
     試行錯誤しながら、どんどんと深いところを考えようとする。この営みが子どもの理解を深めることになる。
     同じ行動であっても、それを動かす心はどの子も同じではない。その違いを理解しないで、一律に指導をしていることはないだろうか。心に響く指導をするためには、子どもの心をつかまなければ体裁を整えるだけの指導になってしまう。こうなると、子どもは自分自身を見つめることもなければ、形式的に物事を判断すれば、許されていくことを学ぶ。
     例えば、迷惑をかけたとき、「謝ればいいんでしょ。」と簡単に答えてしまう子どもがいる。この場合、その子の心に伝わった指導になっていないと考えたい。失敗したら謝らせるという指導をしているとこんな子どもが増えていく。「その時、どんな気持ちがあったのだろう。」と自分を見つめ、自分の中にどんな心があったから、迷惑をかけることになったのかを考えなければ、同じ失敗を何度でも繰り返すことになる。心を探ることで、どんな自分が問題を引き起こしたのか、それをとめてくれるのは、何か、どんな心があるととめられるのか。いろいろと考える。ここが重要だ。もしも、相手を思う気持ちがあれば、問題を引き起こすことがないとすれば、どうして相手の気持ちが考えられないのかがまた問題になる。このように自分のあり方を深く考えることで問題の本質が見えてくる。行動ではわからない子どもの心の奥深くまで掘り下げることが起きた問題の解決になる。そして、子ども自身も自分を深く見つめる体験をすることで、自分の在り様を見つめることができる。自分を深く見つめる機会は、一日の生活の中で何度もあるものではない。何かのきっかけがなければなかなか見つめることはできない。問題が起きたときが、そのチャンスになる。問題をどのように解決しようとするか、その時の教師の構えで決まるということだ。早く解決をしたいと考えるか、問題の本質を解消したいと考えるかによってその後の取り組みも違ってくる。この積み上げが学級経営の質の違いになっていく。子どもの心がつかめないのは、目の前の現象だけを見ているからだ。問題の本質は何かと考え、子どもと一緒に問題を見つめ、子どもの心を探る教師になりたい。
     問題解消は、まさに道徳教育の実践そのものだ。

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