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  • from: 岐阜のすーさん

    2009年12月26日 05時26分32秒

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    閉じた心を開く

     一旦閉じた心を開かせるにはかなりの努力が必要だ。いくらこちらの思いを伝えようと力んでみても開くものではない。力んでいるときは、「北風と太陽」でいうならば、まさに北風を演じることになる。
     ここは、子どもに合わせるしかない。こちらの都合よく決められた時間の中で開かせようと思っても無理がある。子どもが開きたくなるまで子どもに合わせていくしかない。この時、忍耐が必要だと考えるとこれまた苦しくなる。裏返せば、思い通りにしたいという気持ちがあるからだ。必ず閉じさせた原因が子どもの外側にあるはずだ。「心を閉じた瞬間に何がおきたのだろう。」「きっかけは何だろう。」「どんな対応をすれば、心を開くようになるのだろう。」などと子どもの心を探ろうと思ったり、心を開かせる手立てを考えたりしながら、心を閉じた子どものために精一杯考えている自分に誇らしさを感じることができれば、これは我慢ではない。
    とことん子どもと付き合っていると、子どもの微妙な変化を見つけ、喜ぶことができる。その喜びの連続は、子どもにも伝わっていく。それは、我慢している顔ではないからだ。これができれば、次第に心も開いていく。必ず開いていく。開かざるを得なくなる。それは、子どもにとって一緒にいることが「あなたを愛しているよ。」のサインとなるからだ。子どもも本当は、「私のことをわかってよ。」という思いをもっている。だから、安心できる相手だと子どもに認めてもらった瞬間から子どもの心が開き始めることになる。そして、ここまでなら安心して話せると子どもが話せる範囲を少しずつ広げてくれるからだ。急な変化が起きることもある。しかし、それは確実な変化ではない。触れ幅が大きくなっているだけで、必ず揺れ戻しを覚悟しなければならない。今まで心を閉じることで安定していた子どもの心が開き始めることで不安定になり、心が乱れるからだ。この揺れにも付き合うしかない。期待をすることではない。「心を開いたり閉じたりするものだ。」と考えて、心を閉じたからと言って憂うことはない。確実に変化しているから揺れるのだ。とことん付き合ってくれている人かどうか、子どもに試されているという気持ちを持ちながら、子どもと向き合っていく。
     多くの子どもを相手にしている一方でこのような子どもと向き合うことは、日常的だ。誰を大事にして誰を大事にしないということではない。どの子も大事な一人ひとりだ。だから、この関わりを通して、一人の子どもに合わせて関わろうという姿勢がどの子にも伝わるのだ。「私の先生は、困っていても放っておくことはない。」「必ず助けてくれる。」「先生は、私を大切にしてくれている。」と子ども自身が実感することになるからだ。困った姿を見つけた時に本当の力が子どもに試されているのだ。

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