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  • from: 岐阜のすーさん

    2010年01月10日 05時42分02秒

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    子どもの発達に合わせて?

     私たち教師がよく使う言葉に「子どもの発達に合わせて」という言葉があります。これは、学年の目標を設定するときなどに利用します。当然実態に応じて教育を進めることから考えると当たり前のことと言えばその通りです。しかし、これを多用しすぎていないかがとても心配になります。
     例えば、挨拶を例に考えてみます。低学年ならば、この程度の挨拶ができればいいとか高学年ならばこんな挨拶ができるようにすべきだという考えをもって指導することは、実態に応じた指導になるのでしょうか。子どもの姿を見ていると、低学年の子どもでも丁寧な挨拶ができたり、場に応じた挨拶ができる子がいます。逆に高学年になると少々乱暴な言葉遣いをしたり、挨拶を軽んじたりしてできなくなることがあります。これを考えると子どもの発達というよりもその子どもが置かれた環境によってどのようにでもなるように思います。担任と友達のような関係を築いている学級の子どもたちは、先生に対して丁寧な言葉を使う機会が少ないためになかなか丁寧な挨拶ができないことが多いように思います。学級での生活が学級だけに止まらず、学校生活にそのまま生きて働きます。
     このことは、挨拶だけではありません。「話し合い」も同じです。話し合いは低学年の子どもでもできます。学習の内容に合った話し合いができます。高学年のように豊かな話し合いは無理にしても話し合いはできます。生活態度についても同様です。「掃除の仕方」、「廊下の歩行」など学年の発達ではなく、環境によってかなり行動が変わってきます。このように考えると、教師の指導によって子どもが変わるところは多いように思います。ですから、子どもの発達に応じた指導というのは、どの場面で利用するとよいのかをじっくりと考える必要があります。曖昧に利用することで、ひょっとすると指導の手を緩めていることはないでしょうか。子どもたちが学校生活をより円滑に進める上で必要な力は、学年発達を考えるよりも環境を整えることでできるようになることがかなり多いように思います。このように考えていくと、学年発達という言葉は、教師の都合に合わせた言葉のように思えてきます。

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