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  • from: 岐阜のすーさん

    2010年01月22日 05時50分45秒

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    みんな同じ渦の中

     私たちには、問題が起きたとき、できるだけ隠しておきたいと思う気持ちが湧き上がることがあります。これは、問題を起こしたことへの責任や恥ずかしさ、そして、自分を守りたいという衝動が働いているからだと思います。
     これは特別なことではありません。子どもも同様です。特に子どもの場合は、経験が少ないため、うまく隠すことができず、すぐに顔色に出ることがあります。特に失敗は許されないという強い観念に縛られているとそれが強く現れます。問題を隠そうとするとき、次のような行動に現れます。
    ・言い訳をする。
    ・うそをつく。
    ・ごまかす。
    ・黙っている。
     そして、その場を逃れようと必死になります。これがうまく隠せたという経験になると、次からも同じ対応をします。このことは、子どもの責任ではありません。見逃した側に問題があるのです。ですから、子どもを責めることはできません。最初は、「しまった。何とかしなくては。」という気持ちがあり、決して平気でいるわけではありません。しかし、見過ごされることが続くと平気になってしまうのです。
     ですから、子どもの気持ちを考えた時、問題が起きたときの初期の対応が大事になります。
     もともと起きた問題は誰にでも起こりうる問題だと考えていれば、それほど強く問題を意識することはありません。これが大きな問題だという扱いにするから、事の重大さで子どもは押しつぶされてしまうのです。(ただし、命に関わる問題は別です。)
    ですから、問題が起きたときに次のような特別な扱いを避けることが大切になります。
    ・他の場合より大きく扱う。(いつもより強く叱る、目立たせる等)
    ・みんなと離れて特別に指導の場や時間を設ける。
    ・みんなと違った特別な取り組みをさせる。
     その子を何とかしようと思う気持ちがこのような特別な扱いにつながってしまいます。本当に特別に扱わなければならないことなのか、恣意的になっていないだろうかと吟味しなくてはなりません。こんな時は、「誰にでも起きることだよ。」「あなただけが特別ではないよ。」と問題を起こした子どもを見たり、周りに投げかけたりすることができれば、他の子を巻き込んで問題解決に当たることができます。そして、「みんなならどうする?」と投げかけることができます。このように問題を公開することで問題が特別なものにはならなくなります。
     ただ、すべての問題を公開するということではありません。プライバシーに関わることや自尊心の高い子どもを扱うとき等は、特別に配慮し、個別に対応することも考えなければなりません。大事なことは、子どもが問題を隠して嘘をついたり、ごまかしたりしないで、問題を正面から受け止め、自分の責任として対処できることです。これを忘れないでいれば、臨機応変に対処することがでると思います。

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