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  • from: 岐阜のすーさん

    2010年01月28日 06時18分51秒

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    補う気持ちで

     学校は、組織体です。しかし、目の前にいる子どもと関わり続けていると、信頼関係も深まり、次第に自分の子どものように思えてくることがあります。そして、他と区別し、学級独自のルールの中で関わるようになっていきます。それは、担任教師にとってとても居心地がよく、安定した状態になります。落ち着いた学級になるというのは、そうした環境が整ってくるということです。そしてそれは、一番指導しやすい環境が出来上がっていくということになります。
     ただ、この時に忘れがちになるのが、学校全体の動きです。学校の動きとして決めた「目標」や「約束事」です。独自のルールは、学級の中だけで通用するものですが、それと学校の動きとが常に整合性のあるものになっていなければ、子どもたちは、物事の裏表を学ぶことになってしまいます。矛盾を感じながら生きていくことになります。
     校長を始め、教頭、教務主任、生徒指導主事が全校を対象に話をすることがあります。この話をどのように受け止めているのでしょう。それぞれの立場の方が話されることは、自分とは無関係だと考えていると、話を聞いた後に手立てを打つことを考えることはできません。
     本来、ここは組織の一員として受け止めることが重要なのです。つまり、それぞれの立場の方が全校の子どもたちに向かって話をすることは、全校の子どもたちへの願いであり、進むべき方向となのです。ですから、話を聞いた後には、自分の学級の子どもたちに合う話に置き換えて補うことが必要となります。
     全校に向かって話す方は、できるだけ多くの子どもたちに分かるように努力をされますが、必ずしも伝わるとは限らないのです。そこで、担任教師の出番となります。学級の子どもたちの事をよく知っているのが、担任です。その担任だからこそ、子どもの話を聞く能力に合わせて、適切な言葉を選んで補うことができるのです。
     ですから、全校に向かって話をされた後にどんなフォローができるかが、担任としての力量となるのです。これを学級独自の取り組みと合わないからと言って受け入れなければ、子どもたちの中に矛盾が起きてしまいます。何もしないで聞き流すことも同じです。これでは、子どもにとって健全な成長はあり得ません。
     全校に向かって話をする機会は、集会だけではありません。校内に流れる放送でも同じです。つまり、常に学級外から子どもたちに刺激となる言葉に耳を傾け、子どもにその刺激を学級の子どもに合わせて与えることが全校的な視野に立って子どもを育てることになります。
    (例)
    ・「今の放送内容は分かった?」「何をおっしゃったのか、話してごらん。」「今の話はね。〜ということだよ。」と声をかける。
    ・話の中で使った言葉を利用する。
    ・子どもの姿を話の内容に当てはめる。
     教師が意識して、初めて子どもたちも意識ができます。そして、これは繰り返しの指導にもなります。また、子どもたちの目を外に向けるチャンスにもなります。

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