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  • from: 岐阜のすーさん

    2010年05月26日 06時09分50秒

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    わからない

     授業では、子どもたちの意見を出し合い、練り合いながら進めていきます。この時、前提となるのが一人ひとりの考えです。
     作業や活動を通して、自分の考え作りをします。そこで作った考えを基に話し合いをします。

     自分の考えと違っていたり、相手の考えと違っていたりするとなかなか自分の意見を言うことができない子どももいます。
     きっと自信がもてなくなったり、自分の考えに不安を抱いたりしたからでしょう。

     この時、「わからない。」と言う言葉を使って、話し合いに参加させたいと思います。

     自信は後からついてきます。不安は解消すれば、理解につながります。
    ですから、とにかく話し合いの外に身を置かないように、必ず話し合いの傘下に入らせる努力が必要です。

     このときに使える武器がこの「わからない。」なのです。

     「わからない。」と言われると、子どもは精一杯それに応えようと頑張ります。
     例えば、
    ・丁寧に話をする。
    ・何度も繰り返す。
    ・文を切りながら、話す。
    ・結論から先に話す。
    ・箇条的に話す。(○つの話をするよ。)
    ・ものを使って話す。
    ・黒板を利用して話す。
    など、様々な努力をして、わかってもらおうと頑張ります。
    これらは、こどもの表現力を豊かにすることになります。
     
     つまり、「わからない。」と言うことで、話し手は、話し方を変えてうまく話をする機会が出来上がるのです。

     わからないことは、恥ずかしいことではありません。
     わかりたいという意欲の現われです。
     わからない不安を消すことができます。
     学ぶチャンスを作ることになります。

     「わからない。」と話すことで自尊心を傷つけられると考えならば、それは大きな間違いです。

     知らないことさえ知らないことがこの世の中にはたくさんあります。知っていることは、ほんの一握りです。それほど重要ではないのです。
     
     大事なことは、この学ぶ過程です。この過程で、考える力を養ったり、表現力を身につけたりするのです。「わからない」ということでこの能力を伸ばす取り組みが始まると考えると、この言葉はかなり大事な言葉の一つだといえます。

     わかっていることを前提にして進めるのではなく、わからない子がいるという前提に立って授業を進めると、子どもたちも安心して話し合いに参加することができます。

     教師が演技をして「わからない。」と言うことも手助けになります。
    まずは、「わからない。」と言える子どもを増やしたいと思います。

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