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  • from: 岐阜のすーさん

    2010年06月03日 06時31分41秒

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    叱って育てる

     褒めるとか叱るという取り組みは日常茶飯事です。しかし、褒めたことや叱ったことがすぐに子どもの姿に反映されることとそうでないことがあることはよくご存知だと思います。

     私たちは変化のわかりやすい行動を求めます。しかし、その行動の裏にある思いまでじっくりと見つめてみないと本当に変化したのかどうかはわかりません。一時的に変化したとしても、また元に戻ってしまいます。

     私たちが子どもたちに伝えたいことは、生き方です。
    これは、一朝一夕に変わるものではありません。時間がかかることを前提に考えていないと余計なところで気を使わなければなりません。そのためのエネルギーは膨大です。

     日本人は褒めることが下手だとよく言われます。指導の仕方にその傾向がよく現れています。

     変化を求めるために、私たちは、「今のあなたでは不十分だ。」「今のままではだめだ。」などと今の姿を否定することから始めることが多いはずです。
     叱ることが多いのもそのためです。今の姿をまず否定するために叱ります。そして、次に努力を促します。このパターンが日常的に行われています。それが当たり前になっているのではないでしょうか。
     ですから、子どもに自信をもちなさいと言っても、なかなか自信がもてないのも無理がありません。

     「今のあなたで十分だ。〜と、もっとできるようになる。」などと今の姿を肯定することから始めるとどうなるのでしょう。きっと子どもたちも、素直に自信がもちやすくなるのではないでしょうか。
     
     「叱ってから褒める」ではなく、「褒めてから諭す」ということが大事なのかもしれません。

     目の前の行動だけを見ていても褒める材料はなかなか見つかりません。思っていてもできないことは、大人よりも多いのが子どもです。ですから、深いところで子どもを見ていくことが大事になります。
    ・友達と仲良く暮らしたいと思っているね。
    ・うまくなりたいと思っているね。
    ・一人でできるようになりたいと思っているね。
    ・本当は褒められたいと思っているのでしょ。
    ・本当は寂しいのではないですか?
     「それでいいよ。」と認めた上で、現在の行動の問題点を指摘するのです。その時には、叱るというよりも諭すということになってきます。
    例えば、
    ・「それならば、こうした方がいいのではないか。」
    ・「そんな気持ちがあるのならば、どうすればいいの。」
    ・「そんな気持ちをわかってもらうためには、今のままでいいのだろうか。」
     これならば、叱ることが少なくなります。

     行動だけを見ているとすぐに叱る材料を見つけてしまいます。その方が変化を早く求めることができるからです。ということは、叱る時には、相手とは関係なく、自分自身の願いを実現させたいという思いが強いということになります。

     子どもを叱る時の自分を振り返ってみるときっと自分の願いの強さが見えてくるように思います。叱られる子どもは、叱る側の犠牲者かもしれません。
     本当に叱らなければならないことは、それほど多くないのかもしれません。

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