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  • from: 岐阜のすーさん

    2010年07月06日 03時45分50秒

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    見える形にして

     私たちは、子どもの心を探ろうと様々な努力をします。本人に気持ちを尋ねたり、周りの人々から情報を集めたり、ここに至るまでの歩みを辿ったりと様々です。
     しかし、子どもが私たちの前で見せる顔は決まっています。ここまでは、見せてもいいけど、ここからは見せられないと思っているのです。

     ですから、その先は、きっとそうなのかもしれないとこちらで決めるしかありません。
     経験が豊かになれば、子どもの心の読みも確かになってきますが、これもあくまで読みでしかありません。

     不確かではあってもそれを頼りにしながら、子どもと付き合うしかありません。

     不確かだという気持ちだけは確かです。しかし、多くの場合、きっとこうだと思い込んだら最後、確かでないにも関わらず確かにしてしまいます。

     そして、それらしく動くとより確かだと確信してしまいます。これが、誤解の始まりです。
     常に確かではないと思っていれば、落胆することもないのですが、確かだと思っているために期待を裏切られた気分になってしまうのです。

     そして、相手を責め始めます。これでは、相手にとって迷惑なことです。

    まさに独り相撲をしているようなものです。勝手に判断し、勝手に解釈しているのです。

     でも、これは、多かれ少なかれ誰もがしていることです。そんなことはないといえるほど相手のことは知らないのです。

     知っていることよりも知らないことの方がどれ程多いでしょう。それさえ知らないのが私たち人間です。

     謙虚であるということは、常にこの不確かさを実感している自分でいることではないでしょうか。
     
     評価をしなければならないこの時期に、子どもの姿について断定しなければならないことがあります。不確かではありますが、断定しなくてはなりません。

     不確かだから書かないということではなく、どんな事実に基づいてどのように判断したのかということを明らかにし、責任を負うことだと思います。

     関わってきた以上、それが私たちの義務であり責任ではないでしょうか。自分の判断が正しいかどうかではありません。判断した自分に責任を負えるだけの材料をもつことです。
     その材料が、少なければ不安になります。日頃の努力がここで役立つのです。できる限り多くの材料が揃っていれば、説得力も増します。

     平生往生とはまさにこのことだと思います。子どもから離れず、子どもと共に生活しているあなたならば、胸をはって堂々と評価すればよいのです。

     安心して評価を受けられる教師なのか、それとも評価に不安を感じさせる教師なのか判断されるのもこの時期です。

     保護者の期待に応えることではありませんが、せめて説得できるだけの材料をもっていつでも保護者の質問に答えられるだけの構えをもちたいと思います。

     保護者の不満を呼び起こす原因の多くは、教師の説明不足です。ここを勘違いしてはいけません。評価した教師の側に責任があるのです。

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