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  • from: 岐阜のすーさん

    2010年08月13日 06時09分03秒

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    わからないことを大切に

     わからないことがあると、何となくスッキリせずもやもやした気持ちが心の中に残ってしまう。これは、誰もが経験することです。
     そして、この気持ちが、探求心につながります。何がわからないのかをはっきりし、腑に落ちるまでこの気持ちが続きます。

     対象によっては、かなり長い時間このすっきりしない気持ちが続くこともあります。

     特に子どもにとって、わからないことは目の前にたくさん転がっています。そのため、大人よりも子どもの方が「なぜ?」という問いかけをすることが多いのではないでしょうか。
     
     この問いかけにどこまですっきりとした答えを出してやれるかがとても重要に思います。子どもなりにわかるような答え方をしていくことが腑に落ちることになります。子どもが納得できれば、答えが必ずしも正確でなくてもいいのです。

     ここが、対応の難しさになると思います。大人はすでに様々な体験を経て、自分なりに解決しているため、自分の理解で説明しようとします。
     しかし、子どもに理解させためには、その子どもが理解できる少ない言葉を使って、大人が説明しなければならないのです。
     難しい言葉を使えば、その難しい言葉についての疑問がわき、新たな「わからない。」が出てくるため、複雑になり余計にわからなくなってしまいます。もし、新たな言葉が必要ならば、その言葉も丁寧にわかるように教える必要があります。

     必ずしも正確でなくても、納得すればいいというのは、そのためです。

     いずれ今よりよくわかる自分になれば、答えに疑問をもてば、また追求するのです。ですから、子どもの今の状態でわかる範囲で答えが出せればいいのです。

     すべて正しいことを伝えなければならないと考えことが大事だと言っても、理解する側が受け止めなければ、伝わりません。

     ここが受け手の子どもの理解に合わせなければならないという必然性なのです。

     特別に支援が必要な子どもへの配慮もできないで困っている子への支援もすべて同じです。

     子どもに合わせて対応しなければ、伝わらないのです。

     教えたからわかるはずというのは教える側の傲慢さでしかありません。子どもがわかって始めて、教えたことになります。

     ですから、わからないを大事に扱うことが、子どものわかりたい気持ちを育てることになります。

    ・「忙しいから後にして。」
    ・「こんな事ぐらい、わからないの?」
    ・「前にやったから、わかるでしょ。」
    等と平気で子どもに話す姿をよく見かけます。
     これは、わかろうとしている子どもに対してやる気を削ぐ言葉かけになります。

     今困っていることに誠実に答えようとする、教える側の姿勢が子どもに伝わるのです。一緒に考えてくれる人がいることが子どもに安心を与えます。これは、正解を教えること以上に重要です。

     一人で悩み苦しむ子どもにしては解決になりません。どうか、もっと子どもに寄り添っていただけませんか?
     少ない言葉しかもたない子どもの声にならない声に耳を傾けてほしいと思います。

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