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  • from: 岐阜のすーさん

    2010年12月13日 06時18分13秒

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    夢をもって

     夢をもっている子どもは、目を輝かせています。そして、やる気を感じます。そんな子どもにしたいといつも思っています。
     しかし、夢を語らない子どもが増えています。
    それは何故でしょう。

     夢は、自己実現の欲求の類になります。これは、言葉にすることができ、イメージで表すことができます。そして、その夢が実現した時をイメージすると感覚も現れてきます。これは、人間だからできる創造の産物です。

    そして、これをマズローの欲求の段階で考えてみると一番最高のレベルの欲求になります。
    1 生理的欲求
    2 安全の欲求
    3 親和の欲求(愛情の欲求)
    4 自我の欲求(尊重の欲求)
    5 自己実現の欲求
     夢を語らない子どもたちが増えているというのは、5の段階に至るまでの欲求が満たされていないということが考えられます。

     このことから考えると、
    ・もしかすると安全が確保されていないかもしれない。
    ・もしかすると愛情を十分味わっていないかもしれない。
    ・もしかすると十分承認されていないかもしれない。
    と子どもへの関わり方を考えることができます。

     常に安全を確保し、愛情一杯に接し、子どものよさを認めている私たち教師であれば、十分に夢を語ることができるはずです。

     もし、これが、一方的な思い込みだったとしたら大変なことです。
    こちらがいくら伝えたつもりでも、受け止める側の子どもが受け取ることができなければ、伝わらないことになります。

     「これだけ愛情をかけているのに何故?」というのは、思い込みの極みです。受け取っていないから愛情を感じていないということです。
    ・差別されていると思えば、愛情を感じることはできません。
    ・愛情をかけても、十分に認めてもらっていなければ、愛情とは感じません。
    ・危険を感じているうちは、愛情も承認も感じることはありません。

     常に答えは、子どもの姿に現れてきます。受け止めた子ども側が評価するのです。
    ・怖いと思われている私はないだろうか。
    ・従順な子どもにしようとしている私はないだろうか。
    ・独りよがりで、子どもと関わる人々とのつながりを疎遠にしている私はにだろうか。
    ・誤解をされる言動をしている私はないだろうか。

     振り返ればきりがありません。そして、私たちは、教師として完璧ではありません。子どもたちは、感覚的にとらえています。
     ですから、何が問題なのかを的確に捉えることはできません。
    ただ、何となくという答えが返ってくるのは、そのためです。
     でも、それは確かなのです。何となく、愛情を感じない、何となく怖い、何となく近づきたくないと思うのです。
     
     行動を変えても、見方を変えても、根底にある人間性を子どもは感じ取ってしまいます。これを高める努力は、日々の自分の取り組みしかありません。気づいたことから一つずつ改善するしかないのです。特効薬などは、ありません。

     自分一人で何とかできると考えると無理があります。必ず、チームが必要です。どんなチームになっているのかを見る目も必要です。
     
     子どもは常に刺激を受けています。親、友達、教師などどこでどんな刺激を受けているのか把握できないほど多くの刺激の中で子どもは育っています。情報メディアの普及で知らず知らずのうちに刺激を受けていることもたくさんあります。
     それをすべて把握することなど無理です。

     せめて、つかめるところでチームとして子どもに安全、愛情、承認が満たされるようにしたと思います。
     満たされる時間が多ければ多いほど、子どもは自己実現に向かう機会が増えるはずです。

     決して一人で抱えることではありません。
    教師がまともに関われる時間は、授業時間しかありません。1日に多くて6時間です。
     私たちが精一杯できることは、この時間で一人の子どもに対してどれだけの安全、愛情、承認を降り注いでいるのかを見つめ直す程度です。(これが大きいといえば大きいと考えることもできますが)

     決してこれだけをすればよいということではないことを十分念頭に置きながら子育てに励む必要があります。効果を期待することではありませんが、その事を意識するだけでも子どもへの見方が変わってきます。

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