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  • from: 岐阜のすーさん

    2010年12月22日 03時44分12秒

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    気づかないことは変えられない

     よく「反省をしなさい。」と子どもに言うことがあります。しかし、その反省の中身を十分に吟味して反省をさせているかどうかは疑問です。
     友達に迷惑をかけたとしても、そのことが本当に理解され、友達の困った気持ちがわからないから迷惑をかけたということが腑に落ちないまま反省することになります。
     どんな反省かと言えば、「自分のやり方を変えれば、失敗せずにすんだかもしれない。」とか、「叱られないようにするには、どうすればよかったのか。」というようにこちらの意図とは異なった反省をすることになります。
     
     これでは、反省をしてもきっと次も同じように友達に迷惑をかけるだろうと想像できます。

     つまり、友達に迷惑をかけたということに気づいていないのです。叱られたことに焦点が当たっているからこのようなことが起きるのです。
     
     失敗を恐れるのではなく、失敗から学ぶことが反省につながります。

     叱ることも必要ですが、必要以上に叱ると焦点が叱られたことに合ってしまいます。いつまでも恐い顔をしていると焦点が叱られたことになります。
     それよりも、早く顔を変え、一緒に考える姿に変えてみます。
    「なぜ叱られたのだろうか。」「自分の行動に叱られる原因があるのだろうか。」と考えさせます。そこで、気づいたことが次の行動の変化を生むきっかけになります。

     気づかなければ変えようがありません。叱るというのは、気づきの機会になるのです。ただ、こちらが教えたから気づくかというとそうではありません。

     自分の言葉できちんと言えるかどうかが重要になります。言葉にしたことはイメージできます。そのイメージが感情を作り出します。そこまでしないと言葉の理解だけになり感情は動きません。

     叱る側の思いを伝えるだけでは、感情に届くとは限りません。叱られて泣く姿を示しても、それは、叱られて恐かったから泣いているのかもしれません。気づいているかどうかを判断するには、言葉できちんと話せるかどうかということになります。
     ただ、オウム返しのようにこちらが話したことを言うだけでは、言葉の理解だけになっていて、不十分です。場面を変えたり、うまくいくような行動を考えたり、こちらの意図にあったイメージになっているかどうかを確認することが必要になります。

     これができれば、気づいたことになります。後は、今後の取り組みを見て励ませばいいのです。一度叱ったから次から行動が変わると判断するのではなく、同じ失敗をした時に「なぜ叱られたのか。」を問われた時、教えられなくてもそのことに気づいていれば○にしたいのです。
     つまり、無意識的無能(わからないからできなかった)段階から意識的無能(わかっていてもできない)の段階になったということになるのです。

     あとは繰り返しです。意識的有能(意識すれば、できる)段階になるかどうか、そして、無意識的有能(意識しなくてもできる)段階になるかどうかをじっくりと見ていくことになります。これは根気比べになります。叱ることではありません。

     まずは、初めの一歩です。叱るのは、この無意識的無能から無意識的有能の段階に引き上げる時に利用すると効果があがります。(強い衝撃として記憶に残るため)

     気づくことしか変えられないということを頭の隅に置き、子どもを叱った時、「目の前のこの子は、叱られた時に失敗した原因に気づけただろうか。」と見つめてみたいと思います。

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