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  • from: 岐阜のすーさん

    2011年03月16日 04時12分21秒

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    人のために

     震災復興のために何かできることがないかと子どもたちに提案しても、反応は様々です。
     積極的に支援しようとする子どももいれば、絶対にしないという子どももいます。

     この違いは何でしょう。

     脳は、自らの安心・安全のために働きます。
    人のためにすることが自らの安全・安心につながることならば、積極的に働きます。逆に自らの安全・安心が脅かされることならば、消極的になります。
    <安心・安全につながること>
    ・褒められる
    ・優越感を味わえる
    ・仲間と同じだという安心感が得られる
    ・人の役に立つことの喜びを味わえる
    ・辛い気持ちが和らぐ
    <安心・安全が脅かされること>
    ・損をする感じがある
    ・時間を費やすことが惜しいと感じる
    ・自分のしたいことができなくなる不安がある
    ・考えが合わないと感じる

     いずれにしても「人のために行動した体験」や「困っている人を助けた体験」がベースになります。その体験がなければ、人の役に立つことの喜び等は味わうことはできません。

     今回の取り組みは、1つの体験になります。今まで体験したことがない子どもが今回の取り組みで初めて体験する機会になるとしたら、教師として大きな役割を果たすことになります。

     例えば、募金に協力した時に初めて体験する子どもたちだとしたら、どんな働きかけができるのでしょう。
    「募金をしてくれてありがとう。」と募金の行動への感謝で終わってしまってはもったいないと思います。

     募金をするとすぐに被災者の方の生活が変わるとか、返事がすぐに返ってくるとか、すぐに結果が見えるわけではありません。その結果が見えないから意味がないというとらえ方をしている子どもだとしたら、自らの安心・安全にはつながりません。

     ここには意味づけが必要になります。そして、募金に取り組む素晴らしさに気づかせる必要があります。

     つまり、募金活動に関わる取り組みの中に子どもの素晴らしさをできる限り多く見つけて、賞賛することになります。

    ・募金は、困っている人のために役に立つ素晴らしい行為なのだ。
    ・被災者の事を考えることができたことは素晴らしい。
    ・やりくりして取り組んだその過程で知恵を使ったことが素晴らしい。
    ・募金をするまでの過程で、多くの学びができたことが素晴らしい。
    ・このような意味ある募金ができるあなたは素晴らしい。
    ・仲間と協力し合うあなたは素晴らしい。

     募金をする子どもの中にも「みんながするから」という子どもも必ずいます。その子にとって募金は、人のために役立つ自分にする機会になるとは限りません。

     人のために役立ったという実感をいかに味わわせるかが教師の腕の見せ所になります。

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