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  • from: 岐阜のすーさん

    2011年04月07日 04時35分19秒

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    安心・安全が基盤

     いよいよ新学期の始まりです。子どもたちもやる気に満ちあふれています。今だからこそ、こんなことを子どもたちに言おうとか、しようとかいろいろ考えていることと思います。
     最初が肝心だからといって、できる限り、して欲しいことを子どもたちにぶつけると子どもたちは次第に疲れていきます。

     やる気と同時に不安を一杯抱えているのがこの時期です。ですから、いろいろしたいことを子どもにさせることよりも、まず、これから始まる新しい仲間や環境に馴染むことから始めなければなりません。不安を取り除くことから始めるということになります。

     つまり、ここが自分にとって、「安全で住みやすい場だ。」と子ども自身が感じることがとても大事になるということです。

     不安があれば、外を見るゆとりはありません。内側を見、自分を守ることに力が入ります。そして、自分を守るために、外からの刺激を拒みます。
     不安が募ると、「もっと私を認めてほしい。」と自分の存在をアピールします。ここには、外に合わせるゆとりはありません。自分流のアピールが出てきます。例えば、わざと反発したり、時間をかけて遅らしたり、トラブルを起こしたりします。どれも不安に対する反応です。不安な状態を創り出した所に問題があるのです。子どもは教師の刺激に反応しているだけです。

     今は、始まったばかりで、そんな自分を出すことなく、仮面をかぶっています。いつもの自分よりもちょっぴりと素敵な自分を表出させています。
    そんな今だからこそ、その頑張りを認め励ますことが必要なのです。

     ちょっと素敵な自分を表出させたことが認められると、「私にもできる。」という自信が沸いてきたり、「先生や仲間とうまく関われそうだ。」と不安を払拭したりすることになります。
     この頑張りは仮のものではなく、本来その子自身がもっているものです。
    もっていなければ、頑張ることすらできません。だから、認め励ます価値のある姿です。

     もし、できて当たり前と思って認め励ますことがなければ、「頑張っても認められない。」と勝手に自分で解釈する子どもも出てきます。そして、次第にその頑張りを見せなくなります。

     ですから、今は、1つでいいのです。教師が大切にしたいと思っていることを1つ示すのです。そして、その示したことに向かってくる子どもたちの姿勢や息遣いを感じるのです。


     安心・安全が確保できるとわかったら、次第に本来の自分を出してきます。それが始まるのは、2、3日先になります。今は安心・安全の確保です。不安を取り除くことに全力をあげます。

     今の頑張りを十分に認めることなしに、安全・安心は確保されません。
    どの子も認められたいと思っているいます。

     まず、子どもをじっくりと見て、取り組みのよさやその裏にあるやる気を認め励ますことから始まります。


     子どもたちは、教師の投げかけに敏感に反応します。この敏感に反応する子どもの姿を見つけるところから始まります。もし、反応が遅ければ、何か問題や悩みを抱えている子だと考えてよいでしょう。
     この場合は、その子の問題や悩みに寄り添うことから始めなければなりません。決してできないからと責めることではありません。
     「一緒になって考えてくれる先生なのだ。」と子どもが感じることで、子どもに安心・安全が生まれます。

     私は、年度初めには、「聞く姿」に着目します。
    目が訴えています。「こっちを見て!」と子どもたちが訴えているのを感じます。
     そんな姿を見ると、思わず笑顔がほころびます。そして、褒めます。褒め損なった子どもには、「ごめんね。」と訴えたくなります。

     「あなたの頑張りを、ちゃんと見ているよ。」と一人一人をじっくり見た後で話を始めます。
     子どもたちは、目で思いを交わすだけで通じるものを感じるはずです。これが信頼関係の始まりです。

     逆に、目が合わない子どもが心配になります。きっと何かがあるはずです。目が合わないからと言って叱っても関係がよくなるわけではありません。まずは、不安を取り除くために、「どうしたの?大丈夫}と声をかけたくなります。

     そして、「私の事をわかろうとしてくれている。」という思いが子どもに芽生えれば、安心・安全につながります。

     不安を取り除き、安心・安全な場をいかに提供できるかは、教師の働きかけ次第です。

     明日も学校に来たいと感じることができたら、不安の解消につながる1日だったと言えるのではないでしょうか。

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