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  • from: 岐阜のすーさん

    2011年04月22日 05時45分02秒

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    個別と一斉(褒める)

     私たちが子どもたちに声をかける時に、配慮しなければならないことは、個別と一斉の使い分けです。
     よいことだから、みんなに知らせたいと思って、ある子どものよい姿を紹介して褒めることがあります。
     しかし、一斉で褒めた事が本当にその子にとってよかったかどうかは、別です。

     多くの場合、自分を認めてもらいたいと思っていることが多いので、みんなの前で褒められることはとても喜ばしいことになります。
     このことは、みんなより優れていると思えば、優越感を味わうことになります。仲間から賞賛されれば、自己肯定感も芽生えます。

     褒められた仲間のよさを一緒に喜ぶ仲間であれば、大いに褒めてあげたいと思います。

     しかし、中には、褒められた子どもを恨めしく思ったり、僻みをもったりする子どももいます。こんな子どもがいる学級では、褒められた子どもを引きずり降ろそうと、嫌みを言ったり、空威張りをしてみたりする子どもが現れます。

     この状況の中では、褒められることで仲間から嫌な思いを受けるならば、褒められたくないと考える子どもも生まれてきます。

     こんな時、私たちは、多くの子どもの前で褒める事を躊躇してしまいます。

     でも、ここが問題です。

     どの子も褒めてもらいたいと思っているから、このような状況が生まれているということに気づくと対応が違ってきます。

     褒めてもらうことが少ないから、このような状況になったのです。特定の子どもだけが褒められ、認められていくことに対する反発だと考えた方がよいということです。

     褒める機会が増えれば、多くの子どもが褒められる機会に恵まれます。

     「心配しなくてもいいよ。あなたのよさをちゃんと先生は知っているから。」と一人一人の子どもにサインを送り続けているかどうかがポイントになります。

     そのためには、一斉だけでなく、個別に褒める機会を一斉に褒めること以上にし続ける必要があります。

     自分から教師のそばによってくる子どもはまだそれができます。しかし、教師のそばに来ない子どももいます。この子どもたちへの配慮がとても重要になります。

    ・時間を見つけて、直接声をかけに行く。
    ・その子の周りにいる子にその子のよい所を話し、伝わるようにする。
    ・提出物などの中でよさを褒める。

     常に目配りが重要になります。近くに来ない子どもたちへの遠くからの目配りであっても、よさを見つける機会を作っていることになります。

     常に学級全員の姿を見ながら、個別に声をかけるからこそ、子どもとの信頼関係ができあがります。
     「その先生が、私のことを全員の前で紹介してくれるのだ。」という思いになって初めて、みんなの前で褒められることの嬉しさを感じとることができます。

     人間関係ができあがっていなければ、本当に褒められた喜びは感じられません。
     「何か魂胆があるのではないだろうか。」
     「どうせ、ついでに褒めたのではないだろうか。」
    などと詮索する子どもになっては大変です。

     どの子も愛すべき素晴らしい存在です。優劣はありません。優劣を作っているのは、私たち教師です。

     都合のよい姿だけを褒めているとすれば、子どもたちにすでに気づかれています。子どもの反応を見れば、本当に褒められていると感じているか。本当に仲間のよさを認め合っているかがわかります。

     自然と拍手が起こる学級になっているだろうか。
     笑顔で褒められた子を承認しているだろうか。
     自分の事のようにどの子も喜んでいるだろうか。

     上辺の良さ見つけは、害になります。本気になって褒めている私たちならば、一緒に喜べない子どもが気になるはずです。その子どもを見逃していたり、平気でいたりする所があれば、これこそ、教師の問題です。

     一人の喜びは、みんなの喜びになります。そして、一人の悲しみはみんなの悲しみになります。

     学級を作るということは、そういう気持ちになる子どもに育てることではないでしょうか

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