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  • from: 岐阜のすーさん

    2011年06月08日 04時45分00秒

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    〜してあげて

     「自分の事は、自分でしなさい。」と子どもたちに日常的に教えています。しかし、集団で活動するときには、全員ができるまで待つことはなかなかできません。

     早くできた子は、待たなければなりません。

     逆に早い子に合わせれば、時間がかかる子は、無視されたことになってしまいます。

     このバランスがなかなか難しいものです。

     「〜してあげて」という言葉は、そんな時によく使います。

     この言葉をかけられた時、喜んで助けてあげようとする子どもは、必ずいます。

     ここでは、早くそろって次の活動に進めたいという意図はありますが、必ず関わりを大切にします。
     「手伝ってくれて、ありがとう。」と言う言葉が言えることが子ども同士のつながりを築きます。手伝った方の気持ちが心地よくなります。
    また、「優しい子だね。」と先生も褒めたとすると、かなり自信をもつことができます。

     優しい子だというイメージが子どもの脳に伝わり、あたかも自分は優しい子だと脳は思いこむように働きます。

     繰り返し行えば、それが強化され、優しい子になっていきます。


     このような授業の中でかける言葉の一言一言が、子どもを育てる言葉かけになっています。

     ですから、予定通り進まないから、失敗だと思わないでも済みます。
    何人かの子どもを育てる機会がそれによって得たことになるのです。

     これを続けていると次第に困っている子を助けることが大切なことを実感することになります。

     得手不得手は、人間誰にでもあります。助けたり、助けられたりする立場になることは、誰にでもあることです。

     私はいつも助けてもらっているばかりだと自分を責める子どもがいます。劣等感が芽生えては大変です。

     ここが一番力を注ぐ場面になります。「大丈夫だよ。」と声をかけながら、生きざまのよさを見つけて紹介しなければなりません。

    ・真面目に努力する姿が見つかれば、それを紹介します。
    ・諦めない姿が見つかれば、それを紹介します。
    ・こだわりのある姿が見つかれば、それを紹介します。

     遅れる原因は、いろいろあると思います。段取りが悪かったり、他事を考えていたり、様々です。
     
     同じ事を繰り返さないために何をすればよいのかを考える機会にもなります。助けてくれた友達にお礼を言うだけでは、次も同じことを繰り返す可能性が高まります。

     何を学んだのかをはっきりさせて、次の進むことを考えます。
    「助けてもらってよかったね。」「このことから何を学んだの?。」「もっと早く取り組むためには、何をすればよいのだろう?」と問いかけながら、一緒に考えます。

     子どもたちに任せてしまうと、助けられた子は、孤独感を感じるようになります。人に迷惑をかける子だとしてしまうと、孤独感を感じます。これでは、子どもは劣等感をもつことになってしまいます。そうなっては大変です。教師とのつながりを作ることで、これを解消します。

     こんな時、教師には、常に助けてもらった子どもを見届け、少しの変化でも、承認し、広げていく努力が必要になります。

     「〜してあげて」という言葉を使ったときには、助けてもらった子どもを突き放したり、子ども同士に任せたりすることなく、寄り添う気持ちを常に持ち続けなければ、他の子どもと助けてもらう子どもを差別化して見ることになってしまいます。常にどの子もかけがえのない大切な子だという気持ちを持ち続けたいと思います。

     何度も助けてもらうこととその子とは別です。その子の一部に助けてもらわなければできないことがあるという程度のことです。それは、学ぶ機会が少なかったためだと考えて、フォローしたいと思います。

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