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  • from: 岐阜のすーさん

    2011年06月29日 06時15分53秒

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    所見を書く

     いよいよ学期末となりました。学期末の評価の時期になりました。ここで一番悩むのが、所見です。
     子どもや保護者にどんな内容をお伝えするとよいのだろうと必死に考える時間が増えてきます。

     所見は、伝えたい内容を凝縮した形で示すことになります。

     ここで悩む初任の先生は多いと思います。そして、中には、様々な本を読んで書き方を学ぶ方もいらっしゃいます。

     大切なことは、子どもや保護者が納得できる内容をわかりやすく書くことになります。

     保護者として知りたいことは、
    「うちの子どもを先生は、どのように見ているのだろう。」
    に尽きると思います。
     目の前の子どもの人柄や見方考え方、能力などを知りたいと思っています。
     
     実際の行動を学習と生活とに分けて羅列されている所見をよく見ます。
    でも、その行動は、多く行動を代表する行動になっているかどうかは保護者にはわかりません。
     たまたま、そういう行動をしたということでしたら、それほど重要な行動にはなり得ません。

     保護者が知りたいのは、行動の裏にあるその子らしさにあります。何故、その行動を取り上げたのかを説明することが大事になります。

     こんな行動ができるのは、こんな力があるからだ。
     こんな行動ができるのは、この子はこんな考え方をする子だから。
     こんな行動ができるのは、この子はこんな子だから。

     ここには、教師の主観が入ってきます。言葉として残ることがとても重要ですし、責任を取らなければならないことになります。
    事実を書いているうちは、安全です。
    一旦、自分の判断を書くとなると責任が問われます。

     ここで逃げてはいけません。

     絶対的な評価などありえません。誰がみてもそうだということはありません。
     長所でも見方を変えると短所になります。
     逆に短所でも見方を変えると長所になります。

     ですから、大事なことは、とらえた判断の裏付けとなる事実をどれ程もっているかということです。

     ですから、事実を書いて逃げてしまう所見とは違います。

     十分に配慮して、生み出された言葉には、愛があります。
    その愛を伝えることが、子どもや保護者にも伝わっていくのです。

     事実には、愛はありません。

     子どもと精一杯関わってきた私たちです。その関わりの中から生まれた判断です。その判断には間違いはありません。今のあなたの精一杯がそこにあります。だから、責任が取れるのです。

     1学期は2学期につながる所見にすることで、次の指導の役に立ちます。
    子どもをよりよくしたいという思いは保護者も同じです。ですから、保護者と連携が取れるように伝えたいと思います。

     決してすべてを抱え込んで、自分一人で何とかしようなどと思わないことです。愛があれば、保護者にも伝わります。内容よりもその思いが保護者を動かします。

     中には、十分な判断ができない子どももいるはずです。残りわずかとなってはいますが、今そんな子への関わりを深めるよい機会でもあります。見つめ直す機会にもなります。

     子どもや保護者への愛情のある一言を所見として書き上げるまで、もう少しです。最後まで、子どもを見続けたいと思います。

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