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  • from: 岐阜のすーさん

    2011年07月05日 04時45分57秒

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    繰り返し

     私たちは、繰り返しをすることで学習を定着させることは、知っています。そのため、漢字や計算などは何度も繰り返し練習させます。
     しかし、なかなか定着しないということがあります。これは、一体どうしてなのでしょう。

     自動車の運転と同じように運転できるようになるまでに、様々な過程を経ています。
     同じ繰り返しでも、この繰り返し方を変える必要があるのではないでしょうか。

     同じ行動の繰り返しのように思われますが、ただ、同じ行動の繰り返しではなく、様々な場面にあった行動をしています。ある意味では応用することも繰り返しになります。

     繰り返す元は、授業にあります。
    この授業(基礎基本)を繰り返す取り組みをいかに広げるかということも教師の手腕のように思います。

    1 何を繰り返すか?
     授業で学んだことは何かをはっきりさせることがまず大事になります。短い言葉で的確に表現することで、子どもは、勉強することがはっきりします。
     「今日、学習したことは、こんなことだね。」
     「こんなことが使えるようになるといいね。」
     「こんなことを勉強するといいね。」

    2 どのように繰り返すか?
     刺激の仕方を様々なやり方を教えることができます。特に五感をフル稼働させることが学習の強化につながります。
    「見る」・・・・「同じようなものを探してごらん。」
            「どのようにできているのかノートを見直してごらん。」

    「聞く」・・・・「お友達がわかったことをきいてごらん。」
            「困っているなら、もう一度、話そうか?」

    「話す」・・・・「わかったことを自分の言葉で話してごらん。」
            「ノートに書いてあることを声に出して説明してごらん。」
            「わかったことを順番に話してごらん。」
            「授業の流れを説明してごらん。」
            「おうちの人にも話してごらん。」

    「書く」・・・・「わかったことをノートに書いてごらん。」
            「書きながら、説明してごらん。」
            「図に書いて説明してごらん。」
            「箇条書きにしてごらん。」
            「順序よく書いてごらん。」

    「する」・・・・「ものを使って説明してごらん。」
            「同じことができるように繰り返してごらん。」
            「早くできるように繰り返してごらん。」

    3 いつ繰り返すか?
     時間という枠で繰り返すことを考えさせることもできます。常に今とつなぐことで強化されます。
     「昨日やった勉強と似ているね。」
     「以前勉強した、○○と関係があるね。」
     「これは、これから勉強する△△の役に立ちます。」
     「前に勉強したことを思い出してみよう。」
     「明日も聞くからね。」
     「いつでも使えるといいね。」
     「これは、こんな時に役立つよ。」

    4 どこで繰り返すか?
     空間を広げることもできます。常にこことつないで学習を強化します。
     「ここで勉強したことが、おうちでもできるといいね。」
     「この勉強がどこでも使えるといいね。」
     「ここで勉強したことは、○○の場で役立つよ。」


     子ども一人ひとりを見るとその子らしい学び方があります。
      言葉でうまく説明できる子
      図にかいてうまく説明できる子
      ジェスチャーを交えて体で表現する子
     
     学習したことの習得の仕方に得手不得手があるとすれば、それを見つける機会がこれらの働きかけになります。

     自分の得意な学び方がわかれば、強化することも可能になります。ただ、単にノートに繰り返しさせるだけが繰り返しではないと思います。その子に合った学び方を見つけさせることができれば、もっと効率的な学習になるように思います。
     
     こうした様々な刺激をしないとその子らしさが見えてこないということもわかります。

     授業の中で内容を教えるだけでなく、こうした様々な学び方を教えることも必要になります。
     自分がわかりやすい繰り返し方をもっている子は、定着が早くなります。いろいろ試行錯誤しながら、自分らしさを見つけさせるのも教師の仕事ではないでしょうか。

     授業中にこれらの言葉かけをどの程度しているのか、見つめ直して見るのもよいでしょう。

     夏休みの取り組みにも生かすことができます。

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