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  • from: 岐阜のすーさん

    2011年07月26日 04時23分03秒

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    子どもの幸せを願い続ける

     私たちは、子どもを育てる仕事をしています。その子どもがどんな状況であれ、今より幸せな人生を歩んで欲しいと願って子どもたちと生きています。
     これは、どの親でも同じです。幸せを願わない親などいません。

     保護者と同じ願いをもっているのですから、子どもたちの幸せのために、どのような考えをもち、どのようにすればよいのかを考えて、実践していれば、必ず保護者からの理解を得ることができます。

     でも、教師のしていることがそのように見えないとすれば、どこかにズレがあるのです。

    ・子どものためだといいながら、本当は教師自身のためになっているかもしれない。
    ・保護者に子どものためだということをうまく伝えていないかもしれない。
    ・保護者の考えが子どものためだと考えていることが、本当は保護者のためになっているかもしれない。

     必ずズレがあるはずです。

     方法が違っていても願いが同じならば、必ず理解し合うことができます。これには、コミュニケーションが必要です。

     互いの思いこみが、ズレを次第に大きくしていきます。

     時間をかけてじっくりとそのズレを埋める作業をすることも一つですが、共通点をいかに早く見つけ出す努力をするかが、とても大事です。

     共通の願いをもっていることに早く気づけば、問題の解決は早くなります。
     もともと違う人間だから、同じことはできません。違う人間同士が同じ願いをもっているから、違っていいのです。その方が子どもにとっていいのです。
     どちらも同じ事を願っているにも関わらず、なぜ違うすることが違うのかを考える機会ができるからです。
     これが子どもの幅を広げます。

     もちろん、同じ行動をすれば、繰り返しの回数が増えるため、強化されます。ですから、共通行動を否定しているわけではありません。

     目の前の行動が変わっていても、質が変わらなければ、行動は消えてしまいます。
     質を変えるためには、様々な状況の中で対応できる考え方が必要になります。それをはっきりさせることに意味があります。

     それが、親や教師の願いを子どもが知ることになります。

    「誰もが私の幸せを考えていてくれるのだ。」ということを自覚した時に、子どもは、相手に感謝の気持ちをもつことができます。

     「親は、親。先生は、先生。」と割り切って考えているとすれば、どちらかが子どもに子どもへの思いを伝えていないことが原因になります。

     あなたの幸せを考えているから、辛いことでも言う(させる)のだ。
    これは、愛情がなせる技です。

     それを本気で考えているかどうかが、大事なのです。

     あなたの人生はあなたの人生だから勝手にすればよいと考えていれば、そこには、愛情が見えてきません。子どもが愛されているという実感を得ることはありません。

     関わりがあって初めて、見えてきます。

     あなたが幸せな人生を過ごせるように関わりたいと思っているからこそ、見守ることができるのです。心配の声をかけるのです。そして、支えようと知恵を出すのです。

     子どもに自分の人生を押しつけていることはないでしょうか。自分が叶えられなかった理想を子どもに託していることはないでしょうか。

     それは、子どもの幸せのためではありません。

     子どもの幸せを願うことは、今の目の前の子どもの歩みを手伝うことになります。

     自分とは環境も違い、置かれた状況も違う目の前の子どもです。その子どもがどのように歩み続けることが幸せにつながるのかを一生懸命に考えるのです。

     これは、教師だけでなく、保護者にも言えることです。保護者自身が気づいていないこともあります。

     子どものためだといいながら、実は保護者自身の人生を押しつけていたり、自分が叶えられなかった理想を子どもに託していることもあるのです。
    外から見ている教師には、それが見えることがあります。

     教師自身が、いくら自分が子どもの幸せのためにしていると思ってやっていても、保護者が自分の人生を押しつけたり、理想を託していたりすれば、教師のしていることにズレを感じるはずです。いくら頑張っても子どもの幸せのためにしているとは思われません。

     保護者が気づいていない時には、ズレを埋めることは難しくなります。まず気づくところに焦点を当てるところからコミュニケーションを始めなければなりません。

     子どもと向き合っていればいいという時代ではありません。様々な価値観が存在しますから、互いに協力し合って連携を取る必要があります。今の時代はそういう時代です。

     子どもの幸せを願い続けるためにも、子どもの後ろにいる保護者にもその思いが伝わるように伝え続ける努力が必要です。

     空回りにならないためにも保護者とコミュニケーションを取る必要があります。
     夏休みは、それができる時間があります。家庭に任せきるのではなく、常に連絡を取り、つながりを持ち続けたいと思います。

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