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  • from: 岐阜のすーさん

    2011年10月17日 04時12分23秒

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    感情の座は一つ

     私たちには、様々な感情が身に付いています。その感情があるため、怒ったり、泣いたり、喜んだり、笑ったり、苦しんだりします。
     でも、強めたり、弱めたりすることはできても、一度に2つの感情を出すことは、できません。

     例えば、子どもが問題を起こしたときには、原因追求と課題解決の2つを扱います。この時に出てくる感情は2種類あると思います。(常に冷静に子どもと接することができる人は別ですが。)
     一つは、原因追求するときに生まれる感情です。事によっては、怒りの感情が出てきます。
     もう一つは、課題解決する時に出てくる感情です。ワクワクした期待感をもち、応援したくなる楽しみの感情です。
     一度に2つの感情を出すわけではなく、この時でもやはり、一つ一つの感情が順番に現れます。

    子どもを怒った時には、子どもを責め続けます。
    「何でそんなことをしたの。」「いつからなの。」「それでもあなたは、〜なの。」などと次から次へと怒りの感情に合わせた言葉が出てきます。
     そして、その言葉への子どもの反応によって、その感情を強めたり、弱めたりします。
     
     指導が長い人、指導が短いの違いは、指導する能力の問題とは別に、この感情のコントロールの違いがあるように思えてなりません。

     怒りの感情を沈めないと楽しみの感情は生まれてきません。つまり、原因追求をし続け、課題解決に向けての言葉がなかなか出てこないということになります。

     そして、感情が自然と収まるまでの時間の間怒り続けることになります。怒り疲れて収まるということもあります。

     疲れるということは、怒ることで、かなりのエネルギーを消耗することになります。

     こうなると、子どもは、怒られた内容よりも、「怒られた」という行為が記憶に残り、「怒られないようにしよう。」と本来伝えたいことではない判断を下すことになってしまう。

     これから大事な子どもの未来を作り上げる課題解決にエネルギーがどれ程残されているのでしょう?とても心配になります。

     いかに早く、「これから、どうするの?」「何をすればいいの?」と未来に目を向け、夢と希望をもたせるような方向にもっていくかがポイントになります。

     怒るのではなく、叱れと言われるのは、この感情のコントロールがうまくできない人に対して、いつも冷静でいられる自分になるための支援の言葉だと思います。

     怒る行為は、叱る行為よりも多くのエネルギーを使います。そのかわり、怒る行為の方が、叱る行為よりも相手に対するインパクトが強くなります。
     ですから、怒ることに問題があるわけではありません。

     ですから、もし、怒るならば、できる限り短い時間を使う必要があります。


     そのためには、怒っているときの自分を冷静に見ている自分を作るとよいでしょう。怒っている自分を止めてくれます。

    「ちょっと怒りすぎかもしれない。」
    「事の本質ではなく、子どもの言葉に反応して怒っている自分がある。」
    「以前、怒ったことを思い出して、この時ばかりと怒っている自分がある。」
    などと自分の対応を見ることができるからです。

     この自分を作ることは、簡単ではないと思います。

    しかし、「今日も、怒りすぎてしまった。」「あの時、あの言葉に関わらなければよかった。」などと事が終わってから、見つめ直す自分を作っていれば、必ず冷静な自分を作ることができます。

     逆に、問題を起こした子どもが悪いのだとすべてを子どもの責任にしているうちは、冷静な自分を作ることはできません。

     指導してもなかなか子どもが変わらないとすれば、この感情のコントロールに問題があるかもしれません。もし、そうだとしたならば、自分を見つめることは、指導力をアップさせることにもつながります。

     自分を見つめることは、こどもを育てるための努力になります。

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