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from: 岐阜のすーさん
2011/11/14 06:17:41
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授業の意味づけ
私たちは、価値あることには、前向きに取り組むことができます。
このことを利用すると、物事に価値あることだと意味づけることで前向きに取り組むことができるということにもなります。
そして、その意味づけが多ければ多い程、やる気を高めることができるのではないでしょうか。
例えば、毎日行っている授業で考えてみましょう。
子どもたちに学力を付けるための授業であることは確かです。
それ以外にどんな意味づけができるのでしょう。
・授業を一つの課題解決する組織の仲間だと考えると、その社会でどのように生きたらよいのかを学ぶ機会になります。
仲間と一緒に学ぼうとする子だろうか、それとも自分勝手な取り組みをしている子だろうかと考えることができます。知恵を出す子もいれば、問題を提起する子もいます。助ける子もいれば、助けられる子もいます。どんな生き方をしているのかを私たちは眺めることができます。
・授業を自分の夢の実現の場だと考えると、どうでしょう。思いやりのある学級を作りたいと考えるならば、活動の場面で様々な思いやりを見つける努力をします。そして、思いやりのある子を見つけて喜んだり、思いやりのある姿を紹介したり、思いやりを育てる努力をします。
・授業を学級目標の具現の場だと考えると、これも、前述と同様に、学級目標に合った子どもの姿を見つける努力をしたり、学級目標に合った子どもを紹介したり、育てる努力をします。
・授業を子ども一人一人の夢の実現の場だと考えると、どの子がどんな夢を実現しようとしているのか尋ねたくなります。そして、その子の夢が実現するために何をすべきかを考えたり、助言したり、努力している姿を応援したりすることができます。
このように様々な見方をすることができるのが授業です。
大事なことは、毎日の授業を淡々とこなしていると、子どもを育てる大事な機会を見失ってしまうということです。
子ども一人一人がいかに授業に前向きになるかは、学力をつける場だけでなないという考えに立たせることが重要になります。
一日の学校生活で多くの時間をかけているのが授業です。その授業を単に学力を付ける場としてのとらえだけではもったいないと思います。
授業中の声かけも違ってきます。
「あなたは、優しい子だね。」
「あなたは、発想が豊かだね。」
「あなたには、リーダー性があるね。」
「あなたには、包容力があるね。」
「あなたには、素晴らしい忍耐力があるね。」
などと、授業の見方を変えることで、授業の中でこんな声かけができるようになります。
どんな姿でもいいのです。子どもは常に認められたいと思っています。学力があるとかないとかという面だけを見ていると、その授業の内容に関わる視点からしか声がかけられません。
教師の見方を豊かにすることによって、あらゆる声かけが可能になります。
授業の意味づけをいかに豊かにするかは、教師の考え方次第です。-
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