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  • from: 岐阜のすーさん

    2015年10月10日 05時38分44秒

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    友達の作り方

    子どもたちは、脳の発達とともに、小学校の6年間で大きく変化をします。

    特に、小学校の中学年になると社会性が伸び始め、友達との関係を求めたり、大事にしようとしたりするようになります。

    自分の大切な友達を取られたくない。
    仲良しの友達を作りたい。
    気になる友達がいる。
    よく遊ぶ友達が決まっている。

    相談できる友達がほしい。
    友達のそばにいたい。

    など

    心の中に友達を意識した言葉が増えてきます。

    私たちの脳は、安心・安全のためにはたらきます。
    友達を選ぶ時も同じです。

    よく「類は類を呼ぶ」と言いますが、子どもは本能的に自分と似ていると安心しますので、そのような状況にある友達を選ぶことが多くなります。

    状況は様々です。似ているといっても様々です。

    例えば、
    動くことが好き
    同じものに興味がある

    友達が欲しいと思っている
    一人ぼっちな状況になっている
    同じような境遇になっている (家庭の状況、友達関係、教師との関係)

    近くにいることが多い(登下校、家が近い、同じクラス等)
    など様々です。

    そのような仲間といると、何となく安心して生活できるので、心地よさを感じます。でも、本当は自分で選んだわけではありません。状況に反応して作られた関係だと考えることができます。

    友達を求めるこの時期だからこそ、いろいろな仲間と関わりをもち、友達を選ぶ目を養うとよいのですが、自然の流れに任せているとなかなかそれはできません。

    一緒に遊ぶ仲間から一緒に遊ぶ友達へ
    一緒に学ぶ仲間から一緒に学ぶ友達へ

    一緒に仕事をする仲間から一緒に仕事をする友達へ

    と、仲間から友達へと一歩近づいていくようにするためには、関わり方を教える必要があります。自然に任せるとその時の感情に左右され、好き嫌いで友達を判断してしまうことがあり、人間関係を深めるまでには至りません。

    それぞれの状況の中で、どうのように立ち振る舞うかが大事になります。

    ・一緒にすることが楽しいと思えること

    ・一緒にする活動での役割を誠実に果たすこと
    ・一緒にする活動で湧き上がった感情を共有すること

    ・相手のために力を発揮することが心地よいと思えること
    ・よりよい活動にしようと知恵やもっている能力を発揮すること

    これらは、子ども同士の関わる場面をとらえて、刺激を与えながら、教えることになります。

    すると、刺激を与えながら、教えた結果として、子どもが、仲間を「大丈夫?」と気遣ったり、「私が~しようか。」と支えようとしたり、「わかったよ。」と人間関係を深めようとする言葉が増えてきます。そして、相手を気遣い、仲間を大切にする気持ちが相手に伝わり、人間関係を深めたくなっていきます。

    この言葉が出やすい状況にするのが私たちの役割です。

    例えば、

    一緒に遊んでいる時に起こるトラブルを解消するときの視点がそれになります。

    「~しなさい。」「謝りなさい。」「お互いに許してあげなさい。」と起きたトラブル解消のための言葉かけではなく、

    「そうしていると一緒に遊んでいて楽しい?」
    「仲良くなりたいなら、何をするの?」
    「友達に喜んでもらえることは、何?」

    「友達のためにできることがあるはずでしょ。」
    などと声をかけることができます。

    また、一緒に仕事をしている時に起こるトラブルを解消するときでも同じです。

    「~しなさい。」「リーダーの言うとおりにしなさい。」「フォローアーならば、~すべきです。」などとトラブル解消のための言葉かけではなく、

    「そうしていると楽しく一緒に仕事ができるの?」
    「それが、友達が喜んでくれるためにしていることなの?」

    「楽しい仕事をするためにあなたは何ができるの?」
    「もっとよい仕事ができるため、どんな知恵や力を出したらいいの?」

    などと声をかけることができます。

    仲間関係を深める言葉を使えるようにするためには、子どもが使いやすい状況を作り出すこのような言葉かけがとても大切になります。

    あなたは、トラブルが起きた時、子どもにどんな言葉をかけているのでしょう?

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