新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

輝く瞳と素敵な笑顔

輝く瞳と素敵な笑顔>掲示板

公開 メンバー数:17人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: 岐阜のすーさん

    2015年10月14日 09時10分15秒

    icon

    トラブルの扱い方

    休み時間が終わり、授業が始まってもなかなか教室に入ろうとしない子どもがいました。
    休み時間にトラブルがあり、そのトラブルで抱えた気持ちが引きずっているため、授業に向かう気持ちにはなれません。
    これは、よく見かける光景です。
    教室に入らない子ども(Aさん)を放っておくわけにはいきません。
    授業を進めたいと思っている教師でも、Aさんを無視して、授業を進めることはできません。
    授業を進めずに、Aさんへの対応をすることになります。
    よく見かける姿は、
    教室にいる子どもたちを自習にし、Aさんに事情を聴ききます。
    そして、事情を聴き、子どもの気持ちがおさまるまで対応し、落ち着いたらAさんと一緒に教室で授業を進めるという
    姿です。この間、教室の子どもたちは、自習にします。
    中には、関係者を呼んで、それぞれの事情を聴き、その場で問題を解決しようとする教師もいます。
    これをすると、授業が益々進まず、教室の子どもたちは、次第に学習意欲が下がり、授業がつまらなくなってしまいます。
    教師は、Aさんと教室にいる子どもとの両方への配慮が必要になります。
    この対応をうまくしないと、トラブルが起きるたびに授業を中断したり、授業を伸ばしたりたりすることになります。すると、休み時間と授業時間との区別が曖昧になり、1日の生活にメリハリがなくなり、落ち着いた学校生活ができません。
    これが、学級が荒れる原因ともなります。
    そこで、このような時の対応について次の2点から考えてみます。
    1 Aさんへの対応は、これでよいのだろうか。
    Aさんの気持ちが落ち着けば、授業に参加することができます。
    気持ちを落ち着けるための対応の一つとして、事情を聴くことになります。
    目的は、気持ちを落ち着かせることです。
    できる限り速やかに感情を切り替えることができれば、事情を聴かずに授業に向かうこともできます。
    トラブルが起きた事情については、後からじっくり時間を取ってトラブルが起きないように対応を考える事もできます。
    ・授業を大切にする子どもを日頃から育てているか。
    子どもたちに、「休み時間に起きたことは、休み時間に解決する。授業は授業で頑張ろう。」と事前に指導してあれば、切り替えることの大切さを子どもに知らせることになります。
    この指導がなければ、いつまでも子どもの気持ちがおさまるまで付き合うことになります。
    また、一つのトラブルが、みんなの授業に大きな影響を与えることを実感させておくことも必要になります。(全員が揃わないと授業を進めないという厳しさを日頃から示してある。)

    ・嫌な気持ちを早く切り替える手立てをもっているか。
    ア、嫌な気持ちを乗り越えて頑張れるように授業内容に興味をもつ、手だてを打つ
    (「~をするから、頑張ろうよ。」「~をしてもらいたいから、授業に参加しようよ。」等)

    イ、嫌な気持ちを切り替える手立てをもっているか。
    (「深呼吸をしよう。」「嫌な気持ちを~にぶつけよう。」「後からじっくり話し合う時間を取るから。」等)
    ウ、切り替えをうまくするための視点を示すことができるか。
    (「授業から逃げているのでは?」「こんなことぐらいで。・・・もっと強くなれ!」「誰にでもあること。乗り越えるかどうかは、あなた次第。」等)
    2 学級の問題なのか、個の問題なのか。
    授業の時間は授業を優先することが前提です。
    その優先順位を変えなければならないほど重要な事だということを子どもたちが自覚した時、授業を割かれても仕方がないと受け止めることができます。
    教師の都合で授業が割かれたとか、あの子のために授業が割かれたという感覚で事態をとらえていると、学級経営に大きな影響が出ます。

    つまり、起きているトラブルは、学級の問題なのか、個の問題なのかを教師も子どもも明らかにして対応することで対応の仕方が異なってくるということです。
    例えば、
    命に係わる重大な事や学級経営を揺るがす(いじめ、暴力など)事態ならば、授業を割かれても仕方がないと思います。
    ただし、この時、学級全員がその事態に立ち向かう姿勢をもたせることが、学級力を上げることになります。関係者だけでとなると、残された子どもは、傍観者としての立場をとることになってしまいます。学級の問題ですから、学級全員が参加できる機会にしなければなりません。
    個の問題ならば、授業を割くことよりも、休み時間に起きた問題として、休み時間に対応できると考えます。
    個の問題が集団に与える影響は大きくなるのは、「先生が友達の問題をどのように解決するのだろう。」と周りの子どもたちが教師の対応を見ているからです。「もし、私が当事者になったら、同じように先生は対応するんだろう。」と子どもは、教師の対応を見て、受け止めます。どの子も教師を見ていることを意識しながら丁寧に対応すれば、子どもたちは、安心して個の問題を表に出すことができます。個の問題が見えにくくなったら、要注意です。影に隠れていないか、アンテナを張り、子どもとの関係が密になるように努力しなければなりません。
    トラブルの大小に関わらず、教師の一挙手一投足が、学級経営に大きな影響を与えます。

    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件