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from: 岐阜のすーさん
2015/11/15 10:43:28
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平和な世界を築く
悲惨な出来事がフランスで起きました。
これからもこのような出来事が世界中で起きるのでしょうか?
産んだわが子を大事に思わない母親はいないと思います。
そして、中には、そのわが子が自分の分身のように感じる母親もいます。
実際には、そのように感じているお母さんが多いのかもしれません。
子どもが悲しんでいると、自分も悲しくなります。
子どもが喜ぶと、自分も嬉しくなります。
子どもとつながっていると感じるから、こんな気持ちになるのでしょう。
これは、とても素晴らしい感覚だと思います。
この感覚をわが子だけでなく、誰に対しても、もてるようになれば、幸せな世界になると思います。
私たちは、他人と自分とを分離して初めて、自分を意識します。
他人は、自分とは違う。
体験も違えば、身につけた価値観も違う。
だから、同じではない。
他人と同じだと考える事は、無理だ。
・・・・・
こうして自分と他人を分けて考えることで、自分らしさを引き出しています。
創り出した価値観の違いから、トラブルが起きると、自分の価値観を大切にしたいから、相手を否定することになります。
違いを作ったことで、自分を守らなければならなくなります。
守ることが正義のようにしているから、常に敵と味方の区別が必要になります。
相手を悪にすることで、正しい自分を守ろうとします。
味方を増やして、自分を守ろうとします。
世界に目を向けると、そのために戦争をしている国もあります。
誰もが自分を守りたいのです。
これは国だけでなく、地域社会や、個々の人との関わりの中でも同じように行われています。
政治でも、職場でも、主義主張の違いから同じ仲間は守り、違う考え方は敵とみなします。
もし、相手をわが子のようにつながりを感じることができたら、トラブルが起きるでしょうか。
わが子と同様に考えるとしたら、人の痛みは自分の痛みになります。
震災後、ボランティアで東日本に向かわれる方がいます。
災害救助に当たる人がいます。
「最近、見かけることが減ったけど、あの家庭で何かあったのかしら。」と近所の家庭を心配する人がいます。
「あの人から、最近連絡は来ないけど、大丈夫かな。」と心配される方がいます。
入院をしている人を見舞う人がいます。
癌で苦しむ人を助けようとする人がいます。
つながりのある人には、優しい気持ちで接しています。あたかも自分が同じ体験をしているかのように相手を思いやっています。
わが身に起きているかのように辛さや悲しさを感じています。
「子どもから離れられない」と嘆く人がいますが、つながりを感じるこの感覚は、大切にしなければならない感覚ではないでしょうか。
他人をわが子と同じように見ることで、世界が変わります。
誰もが愛すべき存在です。
自分にとって都合のよい人だけ愛すればよいということではありません。
もし、自分があのような立場になれば、同じようにしたかもしれない。
もし、あのように追い込まれたら、ああするしかなかったかもしれない。
同じ立場なら、辛いだろうな、苦しいだろうな。
つながりを感じ、わが身に起こったことのように感じることができたら、出来事は、他人事にはなりません。
すべて自分事になります。
許すのではなく、わが身を愛するように他人を愛することになります。
その愛が自分を救ってくれます。
他人を責めることは、自分を責めることになります。
他人に感謝することは、自分を褒めることになります。
世の中を変えることは、自分を変えることから始まります。
わが子とつながっているように、他人ともつながると考えた方が意味があります。
わが子とのつながりと同様に他人ともつながれば、責める相手はいなくなります。
他人を責めない平和な世界が自分の中になければ、自分の外の平和は実現しないと思います。-
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