アスナ達が未帰還の理由が気になってたんですが、読んでみたら目的も含めてわりと定番でしたね。
　それはともかく、アヴルヘイムの設定は面白いですね。アインクラッドのように剣技だけで戦うというのも悪くないですが、複数の種族に分かれて勢力争いをしていたり、魔法や空中戦ができるなど、より一層ファンタジーらしくなった世界観がとても好みです。
　戦闘も面白く、特にユージーンとの一騎打ちは圧巻でした。ただ、片手剣の二刀流を使っていたキリトが一騎打ちで大剣と長刀の二刀流を使いこなせていたのには違和感がありました。まぁ、ゲームなんだから大剣を片手剣のように使えるにしても、リーチとか使い勝手がかなり違うと思うんですけどねぇ……。
　あと、新ヒロインが義妹というのはちょっと狙いすぎのような……。しかも、現実では兄妹を超えた好意を自覚し、ゲームでは兄と気づかないまま気になっているというなんとも複雑な関係。まぁ、お互いが気づいた時にどんな反応をするのか楽しみだったりするんですけどね。

　冤罪でとある墓地に墓堀として強制労働を命じられた囚人の少年オムルは、脱走の下見の最中に謎の少女メリアと出会う。そして、次の日に自身が掘った巨大な墓穴に怪物の姿を目撃し、メリアを脱走のために懐柔しようとするのだが……。

　『ハルヒ』以来のスニーカー大賞ということで期待して読んだんですが、良作といった感じでしたね。
　描写は丁寧で全体的に不気味な雰囲気を出していますし、それが墓地という舞台やストーリーにも合っているんですが、そうして話を引っ張った割にはアッサリとしたラストだったので少し好みではありませんでした。
　ただ、それを埋めるのがオムルとメリアで、特にオムルがいい味を出してました。懐柔しようと悪戦苦闘しているうちにメリアに惹かれていく不器用な態度や心情の変化は微笑ましく、メリアを救おうとする姿は勇ましかったです。ありきたりと言う人もいるかもしれませんが、惚れた女性のために全てをかけて体をはる男の姿はどんなに無様でも格好良いですし、オムルはまさにそれでした。そして、そんなキャラが自分は大好きなんですよね。
　自分の好みからは少し外れていましたが、十分面白かったです。

　インフルエンザにかかっていたのでここしばらくダウンしてましたがようやく回復しました。
　インフルエンザにかかった時は、重症化したらどうしよう？ と少しだけ不安でしたが比較的軽症で済んだみたいです。あー、よかったよかった。

ホラー系は苦手ですからね。
それと出来れば今日答えて頂きたいのですが、クリスマスプレゼントを父に渡そうと思うのですけど父はほとんど自分で手に入れるために何をあげたら良いと思いますか?

大人のかたの意見を頂きたいのですが。
父が家でクリスマスを過ごすのはとても珍しいためにいつも頑張って働いてくれている父に何か渡したくて。

1位 『ﾛｳきゅｰぶ』
2位 『ﾊﾞｶとﾃｽﾄと召喚獣』同じく『ｿｰﾄﾞｱｰﾄｵﾝﾗｲﾝ』
3位 『生徒会の一存』
4位 『ろｰぷれわｰるど』
5位 『ﾊｲｽｸｰﾙDD』

今思い付くところでは、これ位でしょうか｡

他の方の今年のBEST5はどうでしょうか?

ハルヒ以来の大賞ということですが、ホラー系でしょうか？
私にはオススメしない作品ですか？

１位「烙印の紋章」

２位「ウィザーズ・ブレイン」

３位「BLACK BLOOD BROTHERS」

４位「鋼殻のレギオス」

５位「カンピオーネ！」

今年読んだラノベではこんな感じです。
やっぱり自分はファンタジーやアクションが好きだな。ラブコメも好きですけど、なかなかこれだって作品に出会わないですね。

１位にした「烙印の紋章」ですが、このラノではスルーされてましたが面白いです。ジャンルは王道ファンタジー。派手なアクションとかはないので他のファンタジー物と比べて地味ですが、登場人物の心理描写や腹の探りあいなどはかなり良く、巻が進むごとに面白くなっていきます。

今月は購入予定のラノベが何もないので、新規に読み始めようかと思いまして本屋へ。
スニーカー文庫で大賞をとった作品「シュガーダーク」が出たのをを思い出して買おうとしたけど売り切れみたい。amazonでも売り切れのようだから、かなり売れてるようですね。
しょうがないので「あやかしがたり」を購入。面白いといいな。

どらごんさんとシンさんが今年のベスト５作品を書いてたので、自分もそのうち書きますね。
まずは今年に何を読んだか思い出さないと…。

今月購入予定無いのなら『ソードアートオンライン』を是非とも読んで見てください。最高に面白いですので。ゲーム世界に閉じ込められたプレイヤーたち。ゲームをクリアするまで脱出不能。モンスターなどにやられることは本当の死を意味する。1巻でゲームは終わって現実世界に戻ってきて2巻は短編集です。今月発売の３巻は1巻の続きになります。

あと昨日発売された『生徒会の七光』も本当に笑えました。杉崎が【ハーレムやめる】と生徒会メンバーに宣言したり、杉崎の義妹が生徒会室に来て会長を神様と呼んでいたり、ネタバレになるので詳しく言えませんので単語だけで。
【知弦と杉崎が愛人
深夏が花屋
会長が会社の社長
真冬と杉崎の新婚生活】
どうです？よくわからなくとも面白そうな予感がしませんか?

来週発売される『バカとテストと召喚獣7巻』は召喚獣同士の草野球。断言できるのは間違いなく笑うことができる小説だということです。

是非騙されたと思って読んで見てください。
感想聴かせて頂きたいです。

　千年間謎のオーロラによって外界から閉ざされた国で莫大な遺産を相続したグレンは、遺産目当ての人々の醜さを目の当たりにして人間不信に陥りすっかり引きこもりに。
　そんな時、武器になる50の剣精の中から4本の剣精を選別し神に献上するレイダー・ゲームに選ばれ、レイダー・ゲームの報酬につられて参加する事を決意するという話です。

　デビュー作の『七人の武器屋』は好きだったんだけど、この『テツワンレイダー』はハッキリ言ってヒドイの一言に尽きます。
　まず、世界観があまりに雑。コメディのままならまだ良かったんですけど、シリアスな展開や戦闘には合ってません。そういう意味ではバランスが悪いですね。
　なにより問題なのは、シリアスを書くセンスがない事です。テーマは分かるんですけど、心の醜さを表面的にしか描けてないせいで陳腐にしか見えなかったです。似たような展開なら『スレイヤーズ』の『セレンティアの憎悪』の方が遥かに面白かったです。
　続きは微妙ですね。色々な伏線は気になるところですが、化けるとも思えませんし……。