うちの店のガラスをノックする音が聞こえました。見てみると何と！『小象』です。
象が鼻でガラスを、ノックしていました。
『ん〜ん、餌が欲しいんだな！』で表に出て、飼い主（餌売り）を探し、サトウキビを買い与えました。１袋２０バーツで３袋５０バーツです。
餌は、サトウキビ・バナナ・３０ｃｍぐらいのインゲンマメ？などが売っています。
僕は、「象」も大好きなので、見つけると必ず餌を買います。
　餌は、ビニール袋に入れてくれますが、餌を与え終わった後には、餌売りに返さず、象に渡して下さい。ほとんどの象は、空の餌袋を餌売りにちゃんと返します。しつけが行き届いています！
餌売りに、しつけをしたいぐらいです！

　この象は、バンコクへの乗り入れ（立ち入り）が法律で禁止されています。
しかし、タイに伐採できる木が無くなったので、仕事にあぶれ、地元では餌代が馬鹿になりません。飼い主は仕方なく？バンコクに連れて来て、餌と餌代を稼ぎます。
警官もその辺の事情が解っているので、黙認しています。
もちろん飼い主も知っていて、背に腹は変えられないのでしょう。
法律は駄目、しかしその辺の事情を知っているので、僕は餌を買います。
　スクムウィット通りには、象が沢山いて、観光客から餌がもらえます。
観光客相手だけでは、駄目で、こんなタイ人ばかり住んでいる所にも来るようにもなったのかな？？？です。
タイ人には「タムブン精神とナムジャイ」が有るので、買い与える人がいます。
でもかなり切羽詰まっているのかな？です。

　この象が来た時に、飼い主に「名前は？」「タロー！」ん〜ん日本人かあ？です。
「年は？」「２歳」「どこから来たの？」「スリン」「何で来たの？」「トラック」だそうです。
スリンと言えば「象祭り」で有名な所、祭りが１年に１回なので、・・・なのかな？
このタロー君、よだれ出しすぎですよ！　涙？まで出して喜んでいるのかな？
牙が有るので雄。背中に背負っているのは、売り物の餌が入った袋です。
もちろん触りましたが、親象と違い、体毛が柔らかかったです。成長と共に硬くなるのかな？
親象の体毛は、針金のような硬い体毛です。
　帰って行く時、後姿を見ましたが、事故よけの「反射板・電気など」が全く付けて有りませんでした。意外と、象と自動車の事故が夜のバンコクで有ります。
スクムウィット通りの象は、反射板や電気を付けているのですが、このローカルな場所に来る人は、そこまで考えていないのかな？です。
でも、飼い主ならそこまで考えろ！です。大好きだから、余計にそう思ってしまいます。

　下の写真は、アソークにある繁華街、ソーイ・カーボーイです。
象のお尻と、これからご出勤？のお尻の写真です。
違う違う！象の背中に有る台座？に普通の反射板とＣＤの裏の反射板？を付けています。
事故防止の為です。どれだけ効果が有るか解りませんが、無いよりマシと思っています。
　１番右が、ぶっかけ飯屋の惣菜のパレットで、厳つい親父は、ガードマン、１番左は、茹でとうもろこし屋です。