酒飲み友達が、具合が急に悪くなり、バンコクで入院しました。
そして、海外旅行保険に入っていたので、BTSナーナー駅近くのバムルンラード病院に緊急入院しました。ここの病院へは、日本語通訳が居るので行ったようです。
バムルンラード病院のホームページは、
http://www.bumrungrad.com/thailand-hospital/htm/jp/main.asp?Filename=welcome.asp
です。
　タイに来られて具合が悪くなった方が、大体、行くかどうかを検討する病院のようです。
病院の見た目、設備・豪華さは、大変良さそうです。病院内に、スーターバックスコーヒーやマクドナルド・日本食屋まで入っています。従業員も物凄い数が居ます。

　入院してから医師の診断の時には、日本語通訳が付いていてくれたのですが、それ以外はタイ語＋少しの英語を話すタイ人看護婦だけです。
入院した人は、英語・タイ語が全く駄目で、日本語だけなので意思の疎通が難しかったそうです。

　そして、当然お見舞いに行きました。
具合が悪くなった原因は、水か海産物からうつる菌で、３種類居るそうですが、その内の最悪な菌だったそうです。２週間安静状態を必要とするそうです。
消去法でやった所、カンボジアのポイペトのカジノホテルで出た水？が原因のようです。
僕も良く行くホテルの水？かあ、です。多分グラスを洗った水が残っていたのかな？です。

　お見舞いに行っている最中に、翌日、腸のCT検査をする事を看護婦から聞きました。
そして、検査前の問診が看護婦からされます。タイ語＋片言の英語です。
一応僕が居たので解る範囲内だけは、通訳したのですが、病院で使う専門用語は、非常に難しいです。例え英語に直されても解りませんです。
沢山の質問が有ったのですが、今までやった病気、アレルギーの有無、手術歴、・・・２０個ぐらいの質問が有りました。「杉・ヒノキの花粉症」え〜！タイ語には「杉・ひのき」は無いし、「花粉症」タイ語・英語でも解りませんでした。こんな事なら辞書を持って来れば
良かった！です。通訳を呼ぼうとしたら、通訳が電話に出てもらえなく、僕が約しました。
「花粉症」のタイ語での説明は、「日本の樹木の花で、くしゃみや鼻水・涙が出るアレルギーが有る」と説明をしました。
　翌日は検査後で、日本語通訳と先生が来ていて、色々説明とその後の状態を聞いていましたが通訳が下手糞です。「・・・が少し」と本人が言うと「マイ・ペン・ライ」（問題ない）で先生にタイ語で話しかけています。はあ〜！です。「そりゃ誤訳だろう！」です。
さっさと終わらせたいから？仕方ないので僕が先生に説明しました。
日本語通訳が帰った後で、友達に「あの通訳適当ですよ」と言ったら、「だから全然良くならないじゃないの？」です。僕が通訳したのは「・・・が少し」を「・・・が痛い」にちょっと大げさに説明したら、更に翌日友達は、調子がかなり戻り、「１日でも早く退院したい」と告げていました。
退院の前日に、友達から「手続きが良く解らないから、来て欲しい」と連絡があり、行きました。
「前日から明日の昼までに退院したい」と何度も日本語通訳に説明していたらしいのですが、１２時になっても連絡が来ません。しびれをきらし、１時間おきに催促の電話を入れたのですが、「少し待ってね」の返事。結局退院手続きが出来る状態になったのが４時半。
「ちょっと」が４時間半かあ！です。この病院の入院費は、昼の１２時を過ぎると半日分加算されます。遅らせて、半日分の入院費ぼったくったのか？です。前の日から何回も言った意味がないじゃん、です。

　精算では、８泊９日で２２８０００バーツの請求でした。８０万円弱です。

　そして退院１週間後の診察に僕とタイ人の日本語を話せる女友人も一緒に行きました。
先生との診察では通訳が来ていて、ちゃんとした通訳をしてくれたのですが、検査は通訳無しでした。
具合が悪くなったのが女性なので、検査室まで僕が入るわけにもいかず、タイ人の友達が一緒に入って行きました。中々注文が多かったそうです。先生３人に診察を受けましたが、１人の先生だけ「検査・検査・検査」を要求してきました。残りの２人の先生は、「問題ないですよ」なのに・・・。
朝の９時から病院に入り、出てきたのが４時、７時間も予約していたのに掛かりました。
そして、超音波検査・注射・薬をもらって、約１３３００バーツ（約４５０００円）でした。

　僕はどんなに具合が悪くても、この病院には来れないな！です。破産しちゃいます！

　タイに来られる方は、念の為ご自分の既往歴やアレルギーなどを持っている方は、メモに英語で書いてくる事をお勧めします。心配であれば、更に海外旅行保険に入られて来るのが良いと思います。キャッシュカードに特約が付いている場合も有ります。