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マレーシア&ボルネオを楽しもう!

マレーシア&ボルネオを楽しもう!>掲示板

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  • from: モトパシアさん

    2006年01月29日 18時34分08秒

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    魅力のサバ州!11 パートナーシップ 2!


    皆さんは、アマサギやウシツツキなどの鳥が、水牛や他の大型哺乳動物の背中に留まって皮膚をつついているのを見た事がありますか?それは、とても親切なことをしているのです。その動物が自分では取り除けないシラミやダニや他の寄生虫、痛んだ皮膚そのものやウジムシまで食べています。アフリカにいるカバをご存知ですね。カバは水陸両生ですので、鳥達からその大きな身体だけでなく口の中まで清掃してもらっていますし、水中ではブラック・ラベオというコイの仲間が身体に付いた藻類や、むけた皮膚、寄生虫などをとってくれます。しかも、歯磨きまでしてくれます。他の魚によって足の指の間まで掃除をしてくれます。
    自然界にはとても私達では考えられない事を発見します。鳥のフクロウの仲間にアメリカオオコノハズクがいます。この鳥は、巣の中にヘビを持ち込んでくるのです。メクラヘビと呼ばれるものですが、雛には手を出さず、アリやハエなどの昆虫やその幼虫やさなぎを食べてくれるのです。専門誌の報告によるとメクラヘビと一緒に育った雛は、そうでない雛と比べて成長が速く、生存率も高いのです。ミズベイシチドリという鳥は、ナイルワニの巣の近くに自分の巣をあえて作ります。どうしてでしょうか?協力関係です。双方の巣に危険が迫る時、この鳥は警告の鳴き声を発します。ワニは、その鳴き声を聞くとすぐ戻ってきます。そして追っ払ってくれるのです。鳥にはワニは用心棒。ワニには鳥はセキュリティーセンサーになります。
    ペリカンを観察研究した学者がいました。隊形を組んで飛ぶペリカンの場合、後方のペリカンは前方のペリカンから余分に揚力を貰う事を研究者は発見しました。その結果、単独で飛行するよりも心拍数が15%低下しました。これを応用した技術者がいました。2機のジェット機に精密電子機器を搭載して、約90m前方を行く先発機に対しパイロットが特定の位置を誤差30cm以内で飛び続けられるようにしました。結果は、後ろを飛ぶジェット機の受ける抗力は通常より20%減少し、燃料も18%減少したそうです。
    まだまだ自然から学ぶものが今まで学んだ事より沢山あると思います。それは、知る事によって楽しい事や興味深いものだと思います。実際に役立つものも出てくるでしょう。私達の多くは、科学者や技術者ではありません。しかし、是非御覧になって下さい!自然界の生き物は全て協力し合っているのです。そうしないと生きていけないのです。その事をせっかくのボルネオ旅行から学びたいと思います。自然界の知恵と協力関係は、私達の大事な先生ですね!

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  • from: モトパシアさん

    2006年01月29日 18時21分44秒

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    魅力のサバ州!11 パートナーシップ 1!


    パートナーシップ(partnership)!実に良い響きです。私達、人間や動物だけでなく他の生物全てになくてはならないものです。日本語で「協力、共同、協力関係」と言う言葉などが当てはまるかも知れません。ボルネオを訪れる旅行者の多くは、その豊かな自然を満喫しようという目的で来ていると言っても過言ではないかもしれません。しかし、せっかくだからこの自然からの素晴らしいパートナーシップを学ぶのは如何でしょうか!
    サバ・キナバタンガン川は、サバでは最長(560km)で最大の流域面積を誇りますがその下流域のスカウを訪れる観光客の方は多いです。この文章をお読みになっている方の中にもいられるかと思います。ここは鳥や動物を観察するためジャングル・リバークルーズが行われています。小型のボートに乗って、嘴の大きい珍鳥・サイチョウや大きな鼻を天狗のように突き出たテングザルなど多くの生き物を目にする事が出来ます。ですが、お勧めしたいのは、ただ単に〜見た!で終わらずに、出来るだけ何を如何していたのか観察して欲しいです。動物と植物の関係や動物と動物の関係、或いは植物と植物の関係など。自然界には、様々な協力関係が作用していますが、それを「見て知った時」あるいは「知って見た時」は、楽しみが倍増します。
    確かに自然界での協力関係は、多くのものは目に見えない小さなものが多いです。以前にお話した蘭とバクテリア(蘭菌、菌根菌など)の絶対的な関係もそうでしょう。しかしボルネオでは、他の地域と比べ私達が観察できる生物が飛び抜けて多くいます。機会があれば、是非、そうしたものを特別な意識の目で観察して下さい。次の話では、そうした事を実際に観察して役に立った事などや役立つかどうかは分かりませんが、とても興味深いことを話させて頂きます。

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  • from: モトパシアさん

    2006年01月24日 12時29分18秒

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    魅力のサバ州!10  サバの鉄道!


    サバの旅で一度だけでも体験をお勧めしたいのは、サバ州鉄道(サバ鉄)乗車です。州都コタキナバルのタンジュン・アル駅から内陸部のテノム駅までのそれは楽しい旅です。日帰りも可能です。
    コタキナバルの始発の駅は、コタキナバルの中心部の南の外れ国際空港のすぐ近く、メインの道路クパヤン通りの側にあります。そこから乗って美しい南シナ海沿いを見ながら南下してブルネイ族が多く住むボーフォートにたどり着きます。そこからラフティングで有名なパダス川に沿って内陸部のテノム目指して入って行くのです。パダス川の急流とパダス渓谷を眺めながらマリガン山脈とクロッカー山脈の間を縫うように鉄道は続いています。
    そして、山岳の間を抜けると視界が広がり山々に挟まれた広大な盆地を目にします。そこが終着の駅がある長閑な町テノムです。落ち着いた田舎の中心的な町です。ここはクロッカー山脈東側内陸北部タンブナン近くの高峰(キナバル山に次ぐ)トルスマディ山を源流とするプガラン川などやまた反対方向のロンパシアなどを源流とする川が合流する地点です。テノムにはコタキナバルから鉄道に乗らずに、車でそのまま南東にクロッカー山脈を超えて、タンブナン、ケニンガウ、テノムと内陸部の素晴らしい一直線の道路を南下する方法もあります。しかし旅行者には、鉄道に乗るそのものが良い体験かも知れません。
    いずれにしても内陸部のそれぞれのカンポン(村)はとても趣きもあり訪ねて頂きたいところです。
    尚、余談ですが、2年前、コタキナバルからこの内陸道路を走りテノムで一泊して、このテノムからロンパシアへのコースを取りました。(今はシピタンから)普通乗用車で走った訳ですが、ロンパシアまで、テノムから6時間かかりました。トマニ村までは快適なドライブでしたが、それから幾つもの川を渡り、山を上り、幾つもの峠を越え、広大な森林や草原を横切り高原を登りロンパシアへ着いたのです。過酷なラリーのようでした。が、本当に楽しかったです。ロンパシアなどの奥地のでの空気は本当にきれいです。目に見える自然や景色がそのままクッキリ見えます。多くの緑に囲まれているからでしょうか!太陽も近いからでしょうか!
    サバ鉄は目的地へ行く楽しみと共に乗車している人達と交わる機会もあるでしょう。途中の景色とともに楽しみたいものです。皆さん!是非機会を見つけて体験して下さい。お勧めはテノムで一泊する事です。

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  • from: モトパシアさん

    2006年01月24日 00時50分52秒

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    魅力のサバ州!9  サバの旅!


    毎日の生活の中で将来について思う時、待ち受けているものが嫌なものばかりだったらどう思われますか?逆に、楽しい事が待ち受けているとしたら、どうでしょうか?その待ち受けているもの如何によって、今現在の私達の気持ちや生活そのものが変わってくるでしょう。「明日が楽しみな日なら、今日はどんな事があっても頑張れる!」じゃないでしょうか。
    遠い先の楽しみ(夢や希望)も大事ですが、すぐ手の届く未来に楽しみを持つ事も必要だと思います。今日はそんな楽しみに、タイトル通り「サバの旅」を推薦します。
    この冬は、本当に寒波の連続で通勤通学や生活する上で辛くなります。特に雪国の方達は、私の想像以上だと思います。「是非、暖かいサバへ来て下さい!」と言いたくなります。
    ところで、今日どうしても「サバの旅」に関してお話しておきたい事があります。先日お知らせした2月、4月の体験旅行通りにされると、あの金額の3倍くらいになると思います。だから、ご自分で行かれる時は欲張らずに目的地を絞って行動をされるといいかも知れません。海(島)か山(キナバル山&ジャングル)か分けた方が良いかもしれません。サバを何回かリピートした慣れた人なら、欲張ったスケジュールを組むと良いでしょう。(注意:どんなに慣れた人や旅行通の人でもご案内のサバ体験旅行はあの日数では真似しないで下さい。地形や地理や情報を十分に知っているので出来るのですから)では、初心者は、何処へ行けば良いのでしょうか?リピーターは?それは、あなたが何に関心があるかで決まりますが、そうした質問を聞きたいです。待っています。しかし、待っている間、何も喋らないのでは、つまらないので私なりのお勧めの場所を紹介します。それは、次回に!

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  • from: モトパシアさん

    2006年01月20日 12時59分39秒

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    魅力のサバ州!8  サバの空!


    変なタイトルだ!読む気もしないと思わないで下さい。是非読んで、サバの魅力に何処までも引かれて頂きたいと思って書きます。
    旅に出て、フッと気付く時があります。普段見慣れた物でも、旅先で見ると少し違った様に見えたり、違った印象に思えたりって事がありませんか?同行している家族や仲間の顔が印象さえ違ったように思える時があります。それは、その時の貴方の心が開けていて心の目で御覧になったからです。
    でも今日、私がお話をさせて頂くのは、そんな心の目に加えて正真正銘の物理的な目で見ても違う素晴らしいボルネオ・サバの空です。
    ボルネオ・サバの空は、本当に広いです。何処までも青く澄んでいる時もあれば、白い雲を浮かべたり、積乱雲(雷雲)の群れを散りばめたり、ある時は雨雲で覆ったりの地の果てまで続く広い空を持っています。日本のように高い建物がなく広い平原や海、大地や高原をもっているボルネオだから見えるのです。そこで、もう少し突っ込んだ説明をしてみましょう!ボルネオ付近の地球の回る速度は、時速1660km以上で動いています。(日本の北海道辺りですとその半分のスピードですが、地球が球体で地軸を中心に回っている関係からこうなります。)ですから、太陽の動きや星空の動きが、肉眼でも分かるのです。コタキナバルの美しい夕日は、今では世界的に有名になりましたが、よく見ているとすごいドラマです。大きな太陽が遥か遠くの海上に差し掛かったかと思うと、その太陽からの光を受けている全てのものを真っ赤に照らしながら、見る見るうちに沈んでいきます。海に直接沈む姿は、沈んだ後もしばらく残る感動です。どうかボルネオは時速1600km以上で動いている事を憶えていて下さい。
    夜の空についても話してみます。サバの奥地のロン・パシアでの星空を語った時がありました。「空にこんなに星があるなんて!」の言葉では表現できませんでした。以前、インドネシア・東カリマンタンの奥地へ行った時、夜マハカム川の渓谷の下から夜空を見上げた時のことです。渓谷の両岸の高い絶壁に挟まれた夜空は、川幅と同じくらいの狭さですが、それが輝くばかりの星で埋まっていました。星で散りばめたと言う表現よりも、星で張り詰めたと言う表現が正しいかも知れません。本当に感動でした。しかしこのサバの奥地ロンパシアでの夜空は、その星の多さと共に広いのです。東の山々の尾根から西の山々まで、北の山々の尾根から南の山々の尾根まで遥かに続く星達の大パノラマなんです。「すごい! 素晴らしい! ウワァー!」、皆さんでしたらどんな表現をなさるでしょうか?空気が本当にきれいだからロンパシアの昼間の空も忘れられないものです。ジャングルの谷間や木漏れ日の間から見た空、村の中央広場(以前草原の空港跡)で見上げた空、静寂に戻ろうとしている夕日もとても素敵です。
    サバは何処へ行ってもサバの空があります。当たり前だ!と瞬間つい口に出た方が居られるでしょう!マヌカン島で見る空は、そこの潮騒の音と吹く風が演出してくれます。キナバル山麓から見た空は、鳥や獣達の鳴く声や太古の木立の騒ぐ音響があります。ラハ・ダトゥの町からの空はどうでしょうか?遥か遠くに続く空は、セレベス海の水平上線で交わります。魚市場や他のパサール(市場)での人々の雑踏や、数え切れない程の家が建ち並ぶ海上集落の迷路のように続く板張り道を踏む音が演出してくれるでしょう!私の楽しみはサバを訪ね歩くことです。しかし、もっと楽しみや願いがあります。誰かがボルネオへ行って良かった!サバは素敵だった!また、行きたい!そんな声を聞く事です。
    さあ、それぞれの素敵なサバの空を見に行きませんか!もちろん、一番はその下にあるものを求めてです。

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  • from: モトパシアさん

    2006年01月19日 18時04分03秒

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    魅力のサバ州!7 サンダカン2


    ありがとう!早速私の携帯にメールで親しい友人が意見を言ってくれました。「とても分かりやすく、読みやすかったです。サンダカンにも行ってみたいなって思いました。どんな素敵な町だろうって」私はとても嬉しいです。書いたものを読んで頂いて、それをまた感謝の感想を送って下さる事はとても励みになります。確かにここは情報を提供したりされたり、またそれぞれの思いや感想を述べ合ったりする場所です。私がだらだら話を書いていますが、どうか返事や感想もお書き下さい。また、尋ねたい事もお知らせ下さい。それに対しての皆さんのお答えもどうかお書き下さい。人それぞれの感想がありますし、私も私の見方で述べさせて頂きます。あくまで私のだらだら書きは、このコーナーの延命、存続手段と思って下さい!
    ところで、サンダカンでの滑稽でいて素晴らしい言葉をもらった出来事を紹介した事がありましたが、今日また違った角度から話させて頂きました。が少し話を跳ばした部分がありました。やはり、紹介しておこうと思います。
    私達日本人がサンダカンからくるイメージは、山崎朋子が書いた「サンダカン八番娼館」の舞台となった場所です。だから、私も「からゆきさん」達が眠る小高い丘の日本人墓地を見学に行きました。サンダカンの町や海が一望に見える場所です。墓は全て海を向いていました。地元の小学校の教師をしている友人の案内でした。この友人の何代目かの祖先も中国広東から渡ってきたと言いました。彼が気持ちを込めて説明してくれました。「ここからは、どなたが見てもそれぞれの故郷が遠くにかすんでいるんです。日本人にも、中国人にも、イギリス人にも、そして豪州人にも。残してきた家族を思い、親や親類や友人を思い、自分の子供の頃を思い、いつかは帰る!いつかは帰る!そして帰りたいと思って、遠くを眺めていたと思います。・・・」。私は、その説明を聞きながら眼下の町や遥か遠くに続く海を眺めていましたが、こみ上げてきて泣いてしまいました。しばらく涙が止まりませんでした。過ぎた多くの物語に比べ、見ている景色があまりにも長閑で美しく何も無かったかのようだからです。しかし、きっとその当時も今と変わらないとても美しい同じ景色だったと思います。
    皆さん!機会があれば、過去に色々な人達が色々な思いで眺めていたこの場所に来てみませんか!世界は狭くなったと思われている今日、やはりここサンダカンから眺めてみるには、自分の故郷は遥かに遠いのです。遥かに遠い故郷を思い、その故郷から遥々とこのボルネオまで旅に出て来た自分を思い、有意義な何かを得、これからの色んな旅、例えば自分自身の人生の旅に置き換えられるかも知れませんが、それに役立つ肥料や燃料をこのサンダカンで貰って荷物に詰めて帰ってきて下さい。サンダカンは、それぞれの心に励みになる「生きる!」という風を吹き込んでくれる町です。

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  • from: モトパシアさん

    2006年01月19日 11時02分04秒

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    魅力のサバ州!7 サンダカン


    日本が明治、大正と時代が移っていた時、欧米から見てそれは華やいだ美しい都がアジアの果てにありました。その美しさの故「小パリ」と呼ばれました。現在も本当に美しい都市で、今のベトナム・ホーチミン市(以前サイゴンと呼ばれた都市)でした。当時、日本からヨーロッパへの旅は、船旅でした。日本から中国の上海もしくは香港を経て次に立ち寄るところがこのサイゴンでした。人々はこの美しいサイゴンに立ち寄って、これから行くヨーロッパの華やいだ文化を思ったり、或いは今まで滞在したヨーロッパの都市を懐かしんだりしたものでした。その同じ頃から、人々の往来の激しさやその都市の勢いから「小香港」と呼ばれた場所がありました。ボルネオの北の果てサンダカンでした。
    英国系の人達から他の国の人達、ある時は中国南部の広東からの多くの移住者等が、この地を訪れ上陸し、ここからボルネオの大地を踏みしめて行きました。そして後に日本からも。また日本の軍隊もこのサンダカンへ来たのです。ある時は、夢と希望を抱いて!ある人々達には、人生と将来を賭けて!ここへ来ました。また、自国での内戦や反乱から逃れるため逃亡の果ての地として。
    このサンダカンはそれは多くの人生や物語を受け入れて来ました。この地が素晴らしい天然の良港を持っていたからです。そして、このサンダカンからボルネオ内陸部の溢れんばかりの資源を世界各国に送り出していました。このようにサンダカンは世界の主要都市にも勝るとも劣らない重要な歴史を持っているのです。第二次世界大戦までサバの中心都市で首都でもありました。が今は静かな町です。「何もない町!」と旅行者が言うかも知れません。古い町並みの奥を見ないからです。確かに、オランウータンのセピロックやゴマントン、スカウ、タートルアイランズ等の観光の中継地だけのようになっていますが、過去に多くの思いが交錯したこのサンダカンに一度来たら是非少しだけでも歴史を感じてみませんか!高台からの湾や海の景色は、コタキナバルにない美しさと情緒があります。町並みは歴史再発見の竜宮城かも知れません。沢山の歴史的な観光名所がありますが、ボルネオでは超一級の歴史ものばかりです。落ち着いた町・サンダカンは私が住んでみたい場所の一つです。

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  • from: モトパシアさん

    2006年01月17日 19時36分04秒

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    目に見えているものと違った何かがある!


    もう随分前にインドネシア・東カリマンタンのサマリンダから許可書をもらってマハカム川を定期船で遡った時、一等船室で乗客に英国人のJ君夫妻と知り合った。ボルネオを旅して各地を周っているという。専門は動物で旅行記も出版する予定で幾つかの奥地を調査旅行中だとか。奥さんは、テレビや映画の撮影のスタッフをしていて大道具、小道具、セット撮影などの手伝いをしていたとか。それで、彼等の言葉は、「世の中、目に見えるものや見せられているものがある。しかし、ほとんどが本当はもっと違ったものだと思う!だから本当を見たい!」確かにそうだと思った。テレビや映画のセット撮影では、画面の中で雰囲気だけ、自然探索ものでも上手く繋いでアレンジしている。これで見ている側は、本物だと思わさせられている。だから、本当が見たい!が旅人となった理由だと言いました。
    私は、よく「ボルネオの奥地は宝石があります。沢山ころがっています。拾いに行きませんか!」と言います。この2月、4月に行くサバの最奥地ロン・パシアもそんな輝くような桃源郷のような処です。そのロン・パシアから続くすぐ近くのサラワク、ロン・スマドやその先のバ・クララン。バ・クラランからすぐ近く国境越えのカリマンタンのクラヤン高原やバ・クラランからサラワク内のトレイルを辿った先のバリオ高原など、奥地を連なる各高原は、訪れた旅人を素敵に優しくもてなしてくれる処です。
    しかし、いつか変わっていくかも知れません。ご存知だと思いますが、大自然のタイトルを付けた観光地では、現代風にアレンジしたり、本当はありもしないのに伝統料理や伝統民族舞踊といって観光客にサービスしたりしているところもあります。持て成された客は、それがそのまま伝統だと思い込んで楽しい思い出の1ページに加えるでしょう。それも確かに楽しい事です。「あなたに私が楽しむ旅をとやかく言われることはない!」と言われるでしょうか?確かにその通りです。
    しかし、私の思いを話させて下さい。「私はボルネオ奥地の人々の真実の生活に触れた事を本当に幸せに思っています。彼らの生活を通して自然と共存する様々な知恵や知識を教えてくれました。隣人や友への思いやりはその最たるものでした。これから先、年月が経っていく中で彼らの生活習慣や様式が過去へのものとなっていくかもしれません。けれど、そうなる前の彼らと知り得た事は、大きな財産だと思っています。優しい心、家族を守る勇気や責任、隣人に対するもてなしや愛、どれも私達が一番学ばなければならないものだと思いませんか?」
    私は、一人でも多くの方々にボルネオ奥地に足を運んで頂きたいと思っています。奥地には豪華な料理はありません。ましてや豪華な宿泊施設もありません。しかし、宝石のような美しい心ともてなし、輝くばかりの自然が待っています。誰かが言いました。「自然も人達も、生活も、今まで知らなかったものを知るという事は、いつも何かを教えてくれます!」「未知なるもの知ろうとしたら、未知なるものは溢れんばかりに教えてくれます!」旅する事、特にボルネオを旅する事は、多くを学ぶような気がします。本当にどこよりも多くを教えてくれるような気がします。

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  • from: モトパシアさん

    2006年01月15日 14時03分22秒

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    魅力いっぱいのキナバル山とサバ州!⑥


    海を楽しむにはサバは、完璧な場所です。海岸線が1,440kmにもわたって西は南シナ海に、東側は、スール海やセレベス海に面していて、透明度や美しさは世界的に有名です。それに他の国や地域よりも人の混み具合も少なく、自分たちだけの天然自然を満喫出来ます。
    泳ぐ事の好きな人にとってサバは最高の場所です。のんびり出来る静かなビーチ、さんご礁に囲まれた白い砂のビーチが数え切れない程数多くあります。コタキナバルのすぐ目の前の沖に浮かぶ5つの島のトゥンク・アブドゥル・ラーマン公園も、こんなに手頃なのに私の理想のビーチが沢山あります。シュノーケル、ダイビングそれにのんびり釣りも楽しめます。
    最近は沢山の海洋レジャーのガイドブックにサバの幾つかのスポットも取り上げられていますし、他の旅行ガイドでも載せられていますので、詳しくは御覧になって頂きたいです。がここで、どうしてもお勧めしたいサバの海があります。それはシパタン島、マブール島、パンダナン島で、大いなる海洋パラダイスといったところです。セレベス海に浮かぶこれらの島は、ラハ・ダトゥとタワウの間にある岬の町センポルナからスピードボートで一時間ぐらいで渡りますが、コタキナバルからのアクセスに時間はかかるものの訪れる価値は十分あります。
    行き返りの何れかにダナムバレーやどこか他の観光スポットを組み入れる事によって充実した旅行程になりますね。
    ところで、皆さんはウミガメには興味がありますか?「ハイ!」と言われた方には、良いスポットを紹介します。四国の徳島の南部や高知の海岸に来るウミガメはアカウミガメですが、サバのサンダカン沖にあるセリガン島、バックンガンケチル島、グリサン島の3つの小さな島をタートル・アイランズ公園と呼ばれていますが、アオウミガメの産卵の場所として有名です。景色も本当に美しく、しかも産卵に訪れるウミガメは夜ですので、昼間は海洋レジャーで楽しむ事ができます。
    もし貴方が釣りが好きなら、各海洋レジャー施設で参加する事が出来ます。サービスが良いですし大物釣りや、あるスポットでのアタリがこないとみると、どうしても釣れるスポットを求めて連れ回ってくれます。が、各地にあるカンポン(漁村)の漁師と交渉すると道具、餌、船頭付き船代など全てを支払ってもレジャー施設の十分の一で済みます。
    このように海を楽しむことに事欠かないサバです。美しい素敵な海がサバにはいっぱいあります。是非サバへきて下さい!

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    2006年01月15日 00時41分00秒

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    魅力いっぱいのキナバル山とサバ州!⑤


    「もうモトには会えないかも知れないね。けどね、私がいなくなっても来ておくれ!私も、私の家族も、それにこのタンブナンもあんたが好きなんだよ!だからまた来てね。ここはあんたの故郷だと思ってね。そうだよ、こことあんたとは、きっとお互い好き同士だね!」と、もう20数年以上も前にサバの内陸部で何日も世話になったお婆ちゃんから言われました。
    血気盛んの青年時代の時にそれなりに嬉しい言葉でした。けれど、それはそれで、それ以上の思い入れも無くフィリピンやタイなど他の東南アジア諸国への出入りに激しい時間が過ぎていきました。年月が経つうちに段々とその言葉の重みが心に圧し掛かってきました。心が寂しくなった時でした。挫折と悲しみの時、心の優しい人達のいるボルネオ・サバがとても恋しくてたまらなくなりました。「お互い好き同士だからね!」の意味が分かってから、なくてはならない場所にサバはなりました。
    そんな訳で私は、サバの山や内陸部に人一倍思い入れがありますが、サバの魅力は他にすごいものがあります。山や川は、少し中断して海にもスポットを当ててみます。何せ世界屈指のダイビングスポットが満載のサバです。海を避けて通っては牛肉の入っていないスキヤキ鍋ですね。
    拙い紹介かも分かりませんが、これからの参考に少しでもお役に立てたらの思いで書きます。

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