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マレーシア&ボルネオを楽しもう!

マレーシア&ボルネオを楽しもう!>掲示板

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  • from: モトパシアさん

    2007年07月18日 16時14分53秒

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    楽しい三枚目的な思い出・ペナン


    マレーシア・ペナンは私にとって第二の故郷と言える場所です。いいえ、それ以上になくてはならない生活必需の地です。ペナンといえば、北部の海岸バトゥ・フェリンギですが、ここでのビーチはマリンスポーツが楽しめます。ビーチ沿いの各々のホテルの庭で潮騒を聞きながらのんびり寝るのも良いし、ビーチで泳ぐのも楽しいです。マシーン物を楽しみたければ、モーターボートで30分くらい西の半島にあるモンキービーチまで運んでくれます。バトゥ・フェリンギビーチでは遊泳上危険なので出来ないのです。しかし、唯一出きるものがありました。パラセイリングです。モーターボートに引っ張られて空高く舞い上がり、空中遊泳を楽しむものです。今もそれを見ると、思い出しても恥ずかしいものがあります。

    もう随分前のこと、日本から蘭愛好仲間の会社社長、開業医、リタイヤー組をマレーシアに案内した事がありました。今は新装オープンして「スパ」と言う名が付きましたが、シャングリラ・ラサ・サヤン・リゾートの庭前のビーチ沿いを会食の後、散歩していると、ビーチボーイが声をかけてきました。(ビーチボーイはほとんどがインド系です。)

    パラセイリングをやらないかとの売り込みです。ですが、我々としたら昼間でしたが、大事な会食のすぐ後で背広ネクタイ姿なのです。断る理由がありました。ですが海に落ちる心配は全然ないと言い切ります。下からの合図でパラシュートの右上のコードを思い切り引くと上手く陸地に着陸すると言います。それが本当かどうか?目の前のドイツから来た私より20歳くらい年上で、しかも体重は倍くらいの紳士が上手くやれるかどうかを見守りました。が!全く問題ない上々の着地でした。

    さて、問題は我々ですが、一番年齢の若い私が上手くいけばみんながやるという事になりました。それで服を脱ごうとしたら、またビーチボーイの「心配ない!大丈夫!」でしたが、せめて上着はと思い脱ぎました。革靴と靴下も脱ごうとしたら、また「心配ない!」です。そこまで言うのならと思い履いたままです。パラセイリングの一式のベルトを着け、ふわりと大空へ舞い上がりましたが、どうも股の辺りのベルトがしっくりきません。それで直そうと思い腰を浮かそうとしたのですが、全て空中で身体は空高いところ、踏ん張るものがないのです。どうしても気になってしかたないのですが、景色も見なければならないしそれを見ると怖いし、その上しかも、特上のサービスでビーチから遥か沖まで引っ張ってくれました。本心は「そんなサービスはいらない!余計なことするんじゃない!早く降ろしてくれ!」でした。本当は高いところが好きじゃないのです。この挑戦もみんなを持て成すサービス精神からでたもので不本意な事ナノデス。ボートはやっとビーチ目指して猛スピードで帰って行きます。上から見たビーチの人は本当に小さく見えました。少し慣れて景色を堪能し始めた頃、ボートは急ターンしました。私は驚いていると下でビーチボーイ達が手を振っています。両腕で×印を示しています。「そうか心配ないか!」と安堵しましたが、その内ビーチボーチが忙しく手を振っているのです。「なんだろう!」「あ!そうだ、コードを引けと言う事か!」私は思い切りコードを引きましたが、もうすでに遅しでそれからの着地は最初の1ステップだけ砂地で後は引っ張られての服を着たまま、靴を履いたままの楽しい海水浴になりました。海の中まで入った時は本当に慌てました。何が心配ない!こんな目に遭って!恥ずかしくて陸地にもどれない!の思いが湧いてきました。

    嬉しいことに!じゃなくて悲しいことに!じゃなくて腹立たしい出来事をその日に限って数百人の人たちが私の素晴らしい泳ぎを楽しんで見てくれたということです。先ほど触れた私の蘭仲間たちは、「私のこの上ない滑稽な姿や動作を見ただけでマレーシアを訪れたかいがあった!」「普段演壇で格好良いしぐさをするのが気に入らなかったが、これで溜飲がさがった!」と喜び過ぎる事しきりでした。

    私はペナンでだけは二枚目で居たかったのに!が本心でした。

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  • from: モトパシアさん

    2007年07月16日 16時18分47秒

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    川の生活・ボルネオ奥地で③


    ボルネオの川と共に生活する人々にとって森林は大切なものです。しかし、そこに経済や政治が絡むとその大切に思う願いは、はかなく消え去ります。大げさな表現をすればインドネシア・カリマンタンでは、各河川を何日も遡っても緑豊かな森林は見えません。何れの奥地へ飛ぶ飛行機から見ても失望の連続です。日本の企業が大きく関わって来た足跡だけが見えます。
    しかし、マレーシアのサラワクの奥地は、嬉しい様相をまだまだ沢山見せてくれます。是非体験してその良さを味わっていただきたいと思います。
    ところで、皆さんは、ボルネオ中央部・インドネシア側やマレーシア側も含めての景観をどのようにイメージされますか?最奥の未開のジャングルや部落などを連想されますか?
    率直に言いますと、インドネシア・カリマンタンは、そんな最奥地まで伐採と焼畑で広々とした原生林を見る事は出来ません。部落もそこに住んでいる人達も減少しています。一番の原因は1960年代のインドネシアとマレーシアとの国境紛争で各部族は、下流域へ下ったり、或いは分水嶺を越えてマレーシア・サラワクへ分散していったからです。第二には、そんな空域地は反対者無しで伐採のし放題だったからです。
    マレーシア側サラワクは、インドネシアほどではなかったのです。政治的、商業的、宗主国の英国の影響などなど色々と作用したかも知れません。それでも奥地の部落の周辺は、焼畑の影響で森林が二次林、三次林の様相で、日本の里山風景です。しかしやはり自然豊かです。しかもサラワクにはまだまだ広大な原生林があります。なぜ手付かずの、未踏の原生林に拘るのか?

    それは長い間育った森林は、一度壊れると容易に復元されない。と同時にまだまだ知られていない動植物や他の生物達の貴重な住処です。私たちがまだ知らないものの中には、今も将来にとっても貴重な役立つものが沢山あるのです。そんなものを一度失うと数百万年の単位でないと復元出来ないという事実を忘れたくありません。
    サラワクは本当に魅力一杯の地域です。素敵な海、海岸、川、ジャングル、山、それに町や村、部落などなど。訪ね歩くのに退屈しません!是非お勧めします。
    ところで、「世界中で一番にお勧めの旅行先を教えてくれませんか?」と尋ねられたら、私は、迷わずにサラワクでなく「キナバル山とそれを抱いているサバ州!」と答えます。ですからまたその思い入れをこれからも話させて頂きます。

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  • from: モトパシアさん

    2007年07月16日 15時56分35秒

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    川の生活・ボルネオ奥地で②


    ボルネオ奥地での生活、それがマレーシアでもインドネシアのカリマンタンでも今では何処へ行ってもお金が重要になっています。そのため、お金を稼がないといけません。もちろん自給自足で用は足りるのですが、外部からの食料品や塩、衣服又は少しの電気製品などなどに金銭は必要です。そのため換金産物が、とても重要視されます。例えば、ツバメの巣、籐(ラタン)。{(注)移動プナン族は物々交換を基本としています。彼らの籐製品(ラタン)の敷物のつくりと模様デザインは時間と丁寧な手作業で優れていますから、取引相手の同じ奥地の民・クラビット(ケラビット)族にも評判がいいです。}
    、沈香(ジンコウ)、砂金など。それらを商売人が買い求めて奥地への船旅に行くのです。カリマンタン(インドネシア側)の場合、各河口付近の都市のブローカーが買い求めの船旅をします。彼らのその買い求めてきた物をその都市の総ブローカーが買取って、ジャワ島のスラバヤやジャカルタ等の商売人に引き渡すようにしています。また、奥地で集めてきたものを、そのまま大きな商売人に売りさばいているブローカーもいます。
    籐(ラタン)のできは、各部族によって大いに良し悪しがあるそうです。先程も述べましたが、サラワク(マレーシア側)のプナン族のラタンの敷物の織りは非常に良く、芸術品の域ですが、やはり代々の生活の中で何を重視して受け継いでゆくかの姿勢かもしれません。{余談になりますが、実際彼らと交渉すると、(もちろん間にクラビット族を仲介にして)びっくりするような安価で買えます。ボルネオに通じている私でも信じられないくらい!}
    沈香はご存知ですか?知らない方は、Yahooの検索でもすぐ分かります。たぶん分かると皆欲しくなると思いますが、以前は東南アジア全域で取れていましたが、今ではボルネオなどが最後の産地と言っても過言ではないでしょう。
    砂金なんですが、ボルネオにはあるのですねえ!と言ってもどんな川でも、どんな川原の砂の中にもあると言うのではありません。あるところにはあるのです。
    話は戻りますが、こうして奥地への船旅の途中でそれら買い求めて奥地へ旅する人やそれらの品物を持ってくる人たちと知り合う事ができます。それは本当に知らなかった貴重な出来事を知り、彼らの新たな生活を垣間見る事ができたのです。

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  • from: モトパシアさん

    2007年07月16日 15時22分43秒

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    川の生活・ボルネオの奥地で①


    ボルネオの色々な川を遡って源流域を訪れる旅はとても楽しく、新たな発見の連続です。それがその途中での過程からでも面白いものに出会ったり、興味深い情報を聞いたりします。例えばこんな体験がありました。

    インドネシア・カリマンタンでの事、定期船から降りて、ロングボート乗り換えて奥の部落へ遡っていくと川岸にいくつものボートがじっと何かを待ち伏せしているように待機しています。こんな場面に何回か出会います。話を聞くとワイルドピッグ(イノシシ)の群れが川を渡る時期なので、川の中を泳ぐのを待って捕えると言います。このイノシシ狩りは、ムシン・ブラナン(泳ぎの季節)と言って一ヶ月間、一年に二回あるそうです。
    毎年渡る場所も渡る方向も一定で変わらず、ほとんどの場合、川幅の広い真っ直ぐな川を渡っています。イノシシはよく知っているのですね。曲がりくねった川幅の狭い処は流れが速く困難だという事を。そして、そのことを部落の男たちも知っている。そのイノシシの群れがちょうど川の中央に差し掛かった時、待ち構えていた各ボートがいっせいにエンジンを吹かし群れに突進します。見事槍で突いて仕留めるのです。その日、男たちは、他の仕事を放り出して猟を楽しむのです。後先になりましたが、そのイノシシはヒゲイノシシと言ってボルネオだけに生息します。
    ボルネオの奥地へ行く時は、お土産を持っていくのが鉄則です。宿泊や何かの足代わりになるボートやその他諸々にお金だけでなく、このお土産がものを言うのです。お菓子や布、様々な道具や入れ物。一番はタバコなのですが、私自身吸わないし、主義上吸わせたくないので持って行きません。
    ボルネオ島全体には、本当に鍾乳洞が多いです。石灰岩の地層が多いためです。それはボルネオ中央の各河川の源流域も同じことです。そのため奥地の人々の換金産物の一つのツバメの巣も採れるのです。ですからそれらを買い取り商売をしているブローカーにも会うことがあります。
    その話について次ページで話します!

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  • from: モトパシアさん

    2007年07月16日 15時01分03秒

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    川と住む民・ボルネオ


    これから以前にお話したボルネオに住む各部族と川との関わりを中心にとても興味深く面白い話を4回に分けてお話したいと思います。どうか辛抱強く読んで頂きたいと願っています。

    今日は少しボルネオの地名について触れてみますが皆さんが「何だろう?」と思っていることをお話します。
    ボルネオの地図を開くと、本当に大きな島ですね。世界で三番目の大きさです。そして、北側にマレーシア・サラワク州、ブルネイ、マレーシア・サバ州。南にはインドネシアの東カリマンタン、中央カリマンタン、西カリマンタンがあります。大きな地図で見ると、この大きな島を蜘蛛の巣のように大小の川が行き巡っています。内陸の方を見ると村落の地名によく「long」ロング(実際にはロンと発音する)が付いているものが多いです。これは、川と川が合流する地点の日本語の「落合」を意味するボルネオ土着の諸民族ダヤク(Dayak・ダヤク。実際にはダヤッと発音する)の言葉です。これに相当するマレー語やインドネシア語は「クアラ」です。ボルネオの内陸部の至る所で、カリマンタンやサラワクであろうが使われています。ついでに付け加えて置きますが、カリマンタンのクタイ語を使う処は、この「ロング」を「ムアラ」と呼んでいます。
    内陸の民にとって川は唯一重要な交通網ですから、川と川の合流点に村が作られていったと思います。ボルネオの大きな地図を持っている人はよく御覧下さい。北ボルネオでも南のインドネシア・カリマンタンでも、河口からの川を見てください。ほとんどの川は源流域がボルネオ中央部の山脈の根元まで達しています。そして、枝葉のような川が主流に合流して下っています。逆に言えば、河口からボルネオの中央部の村落まで船で行くことが出来るのです。これは、自然探索の愛好者や異文化に興味を持つ旅行者にとって素晴らしい交通ルートになっています。
    大きな川には、定期船が通っています。サラワクのシブから奥地に行くラジャン川を上り下りするルートやミリからバラム川を行くルート。また何日も何日もかけて800kmの川を行く西カリマンタンのポンチアナックからカプアス川を行くルートや東カリマンタンのサマリンダからマハカム川を行くルートなどがあります。北ボルネオと比べ南のインドネシアカリマンタンの川は距離の長い川が多いです。
    東カリマンタンのサマリンダからのマハカム川を上り五百数十kmの中流域の終わり地点のロング・バグン辺りでも川幅が200mになったり150mになったり、それから奥域の少し激流地帯がありますが、そこを抜けるとサラワクとの国境近くでも川幅150m〜200mあるのです。このマカハム川の長さも正確には分かりませんが、800kmを越しています。
    この定期船は、料金が安いです。奥地の人々の生活に欠かせないものとなっています。ボルネオの民は川と共に生活しています。川を上手く利用しています。川の性質も知っています。そんな彼らの川を皆さん、訪ねてみて下さい。何処の部落で降りて、次の日にまた乗船して奥地へ行こうが、宿泊所がなくても困りません。本当に誰かが泊めてくれますよ!間違いないです。

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  • from: モトパシアさん

    2007年07月14日 21時17分08秒

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    感動の地・ボルネオを語る時!


    感動の地・ボルネオを語る時、どうしても忘れることの出来ない方の体験を思い出します。
    その方は、1880年に裕福な名家に生まれました。待ちに待った初めての子供として大変愛され可愛がられ、幸せに包まれたスタートでしたが、1歳半を越えた頃、突然、熱病に襲われて視力も聴力も失ってしまいました。それ以来、そうこの方・ヘレン・ケラーは音も光も言葉も存在しない世界にたった一人で住む事になりました。母親とさえ満足に意思を交わすことができず、周りの世界で何が起こっているか分からないまま育っていきました。幼いヘレンはやるせないいら立ちを爆発させては暴れることもたびたびでした。アン・サリバン先生が家庭教師としてケラー家に呼ばれたのはヘレンが7歳になる前でしたが、ヘレンは後にその日を「私の魂の誕生日」と表現しています。
    その日の出来事を是非読んで頂きたいと思いますが、サリバン先生の辛抱強い努力と苦労によってヘレンは物に「名前」があることを苦しみながら理解し手のひらに指で綴られた感触で新たな世界を知るスタートに着いたのです。サリバン先生が井戸小屋でヘレンの片手に冷たくほとばしる水を受けさせて、片方の手に「水・w-a-t-e-r」と書きました。ヘレンはこう語りました。「突然、私は何かを思い出すような漠然とした感覚に襲われました。・・・・w-a-t-e-rというものが、私の手の上に流れ落ちてくるこの冷たくて素敵なもの」を意味するのだと悟ったのでした。彼女はもっともっと学びたくなって井戸小屋を出ました。彼女は言いました。「あらゆる物に名前があり、その一つ一つの名前が新たな思考を生み出すのでした。家へ戻る道すがら、私の触れるもの全てが命を吹き込まれて打ち震えているように思われました。それは今まで知らなかった新しい見方であらゆるものを見るようになったからです。」
    このヘレンの大きな感動の体験ほどではないにしてもボルネオへ最初に足を踏み入れた私にとってそれまでの思いを一掃され新たな見方であらゆるものを見るようになったからです。熱帯の地がボルネオが初めてではなかった私でした。それまでフィリピン、ヴェトナム、タイ、ラオス、ミャンマーなどや他に多くの国や地域があり、しかも何度となくリピートしてきた経緯があった私でしたがボルネオによって新たなスタートを踏み出しました。
    熱帯雨林と関わりのある人々の生活!網の目のように流れる川の民としての生活!広大な海原を生活の場とした生き方!類稀な動植物の宝庫!この世のものと思えない美しい自然!このように掲げていくと言い尽くせない形容の言葉が次々と出てくるボルネオです。ヘレン・ケラーが新たに感動の出発できたきっかけがサリバン先生との出会いでしたが、私にとってはボルネオとの出会いがそうでした。
    ところで私は私だけでないと信じています。これからも私と同じような感動を!ボルネオとの出会いによって味わう人がいるかもしれないということを。ひょっとしてあなたではないでしょうか!

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  • from: モトパシアさん

    2007年07月13日 11時25分53秒

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    目に見えるものと違ったものがある!


    もう随分前にインドネシア・東カリマンタンのサマリンダから許可書をもらってマハカム川を定期船で遡った時、一等船室で乗客の英国人のJ君夫妻と知り合った。ボルネオを旅して各地を周っているという。専門は動物で旅行記も出版する予定で幾つかの奥地を調査旅行中だとか。奥さんは、テレビや映画の撮影のスタッフをしていて大道具、小道具、セット撮影などの手伝いをしていたとか。それで、彼等の言葉は、「世の中、目に見えるものの中には、それらしく見せられているものがある。しかし、本当はもっと違ったものだと思う!だから本物を見たい!」と語ってくれました。私も確かにそうだと思いました。

    テレビや映画のセット撮影では、画面の中で雰囲気だけ、自然探索ものでも上手く繋いでアレンジしている。これで見ている側は、本物だと思わさせられている。だから、本当が見たい!が旅人となった理由だと言いました。私にとって本当にいつまでも心に引っかかっている彼らの言葉でした。「自分で足を運んで本当を見てみる。」この考えは可能なら出来るだけ実践していけたらの願いを今も持っています。
    私は、よく「ボルネオの奥地は宝石があります。沢山ころがっています。拾いに行きませんか!」と言います。サバ州の最奥地ロン・パシアもそんな輝くような桃源郷のような処です。また他の奥地も素晴らしいところです。ロン・パシアから続くすぐ近くのサラワクのロン・スマドやその先のバ・クララン。バ・クラランからすぐ近く国境越えのカリマンタンのクラヤン高原やバ・クラランからサラワク内のトレイルを辿った先のバリオ高原など、奥地を連なる各高原は、訪れた旅人を素敵にそして優しくもてなしてくれる所です。
    しかし、いつか変わっていくかも知れません。ご存知だと思いますが、大自然のタイトルを付けた観光地では、現代風にアレンジしたり、本当はありもしないのに伝統料理や伝統民族舞踊といって観光客にサービスしたりしているところもあります。持て成された客は、それがそのまま伝統だと思い込んで楽しい思い出の1ページに加えるでしょう。それも確かに楽しい事です。「あなたに私が楽しむ旅をとやかく言われることはない!」と言われるでしょう。確かにその通りです。
    しかし、私の思いを話させて下さい。「私はボルネオ奥地の人々の真実の生活或いは失われつつある生活に触れた事を本当に幸せに思っています。

    彼らの生活を通して自然と共存する様々な知恵や知識を教えてくれました。隣人や友への思いやりはその最たるものでした。これから先、年月が経っていく中で彼らの生活習慣や様式が過去へのものとなっていくかもしれません。けれど、そうなる前の彼らと知り得た事は、大きな財産だと思っています。優しい心、家族を守る勇気や責任、隣人に対するもてなしや愛、どれも私達が一番学ばなければならないものだと思いませんか?
    私は、一人でも多くの方々にボルネオ奥地に足を運んで頂きたいと思っています。奥地には豪華な料理はありません。ましてや豪華な宿泊施設もありません。しかし、宝石のような美しい心ともてなしの精神が溢れる人々や輝くばかりの自然が待っています。誰かが言いました。「自然も人達も、生活も、今まで知らなかったものを知るという事は、いつも何かを教えてくれます!未知なるものを知ろうとしたら、未知なるものは溢れんばかりに教えてくれます!」

    旅する事、特にボルネオを旅する事は、多くを学び教わるような気がします。どれもが今現在の私達にとって一番必要としているものばかりの様な気がします。

    写真はボルネオ・インドネシア・東カリマンタン州のマハカム川河口付近です。

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  • from: モトパシアさん

    2007年07月12日 18時12分14秒

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    ウォーターヴィレッジ・バンガローから!


    その素敵な洋上バンガローから眺めた情景です。

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  • from: モトパシアさん

    2007年07月12日 17時57分45秒

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    シパダン・ウォーターヴィレッジ・バンガロー


    名前はシパダン・ウォーターヴィレッジだがシパダン島にではなくて、シパダン島からボートで15分の所にあるマブール島にあります。このマブール島はダイビングとリゾート・ライフが満喫できる島です。
    この島には村があります。海バジャウ族で元々海で生活全てをしていた漂海民族でこの島に定着したものです。その生活を垣間見るのも良いものです。しかし、このようなバンガローが目の前の海上に通じていたなら泊まっておとぎ話の主役を体験してみては如何ですか!!!

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  • from: モトパシアさん

    2007年07月10日 11時35分30秒

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    レダン島の日の出!


    マレーシアのマレー半島の東海岸にあるトレンガヌ州の州都・クアラ・トレンガヌは少し滞在するのにちょうど良い町です。トレンガヌ川と南シナ海に囲まれたのんびりとした町です。町そのものを観て周ってもとても興味深いものですが、外部から来た人たちはそんなことは御構い無しだ。北部の主要都市のコタ・バルやタイへ行く中継町として、或いは内陸奥の風光明媚な湖のケニル・レイクへの中継地として!それだけではない!!透明度抜群の南シナ海に浮かぶ数々の楽園のような島々へ渡る中継基地でもあります。
    マレーシア最大の湖・ケニル・レイクはいつかまた紹介したいと思いますが、南シナ海に浮かぶカパス島やレダン島、プルフンティアン島など今までに紹介した島々は、何度でも紹介しても、話しても話し足りません。ところがこのクアラ・トレンガヌ沖の島々に渡る船着場のある町や村(カンポン)の名前がとてもまぎらわしいです。カパス島やグミア島へ渡るにはクアラ・トレンガヌのすぐ南のMarang(マラン)という町から。レダン島やラン・トゥンガ島はクアラ・トレンガヌのすぐ北のMerang(発音はムラン)という村から。また、プルフンティアン島(クチル島、プサール島)は州の北の境近くのクアラ・ブスッです。間違いのないように!!!
    話が変わりますが、私は夕日(サンセット)を眺めるのが好きです。①時間を気にせずに眺められる ②その日の予定がほとんどクリアしている時間帯 ③夕日が一番美しいと思っている ④熱帯では気温が下がり涼しい風に当たれる時間帯 ⑤後にビールやアルコール飲料、美味しい食事が待っているなどの無理やりの理由を付けています。
    しかし、この島はサンライズ(日の出)もまた素晴らしく眺められるのです。南シナ海の東からの姿は感動ものです。そしてまた同じ日に感動の夕日も眺めることが出来るこの島は、「魅惑の朝から魅惑の宵まで」の楽園の島に相応しい贈物を与えてくれます。レダン島はそんな島です。

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