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  • from: モトパシアさん

    2019年09月16日 11時47分54秒

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    再びサバ州の奥地・ロン・パシア

    ボルネオ・サバ州で、私がどうしても語らずにはいられない処があります。

    ボルネオ・サバの奥地のまだ遥かに奥地、大自然の中の桃源郷、雲の上のワンダーランドと呼ぶべき処です。しかし、とても素敵な処なのにガイドブックも無い!サバの州都のコタキナバル(KK)では、ほとんど知られていない場所です。


    今からそこをまたまた再び紹介したいと思います。


    そこは、「ロン・パ・シア」と呼ばれているところです。

    このロン・パシアはコタキナバルから南西へ300km以上も離れた山岳の奥地でインドネシア・カリマンタンの国境やサラワク州境と交わる地帯です。
    (最初に少し説明を加えておきますが、ボルネオ内陸の村落の地名によく「long」ロング(実際にはロンと発音する)が付いているものが多いです。これは、川と川が合流する地点の日本語の「落合」を意味するボルネオ土着の諸民族ダヤク(Dayak・ダヤク。実際にはダヤッと発音する)の言葉です。
    これに相当するマレー語やインドネシア語は「クアラ」です。ボルネオの内陸部の至る所で、カリマンタンやサラワクであろうが使われています。ついでに付け加えて置きますが、カリマンタンのクタイ語を使う処は、この「ロン」を「ムアラ」と呼んでいます。)

    また、ロン・パシアに戻ります。

    ここは出入国管理事務所がある高原部落ですが、この事務所はほとんど連日暇で機能していません。(この事務所は普通の住居とあまり変わりなく地元の職員が家族で住んでいる。)サラワクの遥か、バ・クラランやバリオとも普通の山道とも言える細いトレイルで繋がっています。
    とてもとても遠いですが何日も何日もかければ歩いてもいける位置にロン・パシアがあります。
    ロン・パシアはどんな処でしょうか?それは大自然の中にある日本でいう里山といったところでしょう。また、ロン・パシアから各地へ或は国境を越えてと繋がっている網の目のような細いトレイルが数えきれないほど巡っています。ですからジャングルトレッキングも幾つかのコースで楽しむ事が出来ます。


    川遊びやジャングルの中での川漁や釣り投網など、大自然ならではの体験は数え切れません。他のサバのジャングル巡りや探索とどこが違うのでしょうか?ここは、管理された!整備された!保護された!保護区や国立公園とは違って何にもコントロールされていない日常の当たり前のボルネオネイチャーそのものです。


    長閑な高原部落の人達は、本当に親切で優しく心の純粋な人達です。接していて本当に心が癒されます。喜びや嬉しさを素直に表す姿は、こちらまで嬉しくなってしまいます。

    そして、その周囲の自然は、時間の移りが止まっているかのように、ゆっくりとしています。夜ともなれば、地上のホタルと天空の満点の星がその冷たい空気に輝いています。静寂な闇が盛んに夜の散歩へと誘いに来ます。外の野道に出ると自分の足元を照らす懐中電灯しか灯りはありません。

    空の星を是非ご覧になりませんか!赤道近くの高原から見る夜空の美しさを!あなたは、生まれて初めて経験するかも知れない感動を持って見るかもしれません!ロン・パシアには、まだまだ沢山の素晴らしいものが待っています。


    ロン・パシアの人達は、自給自足をしています。もちろん外部から物資も運ばれてきますが、農業をし山菜採取をし狩をします。男達は、よく犬を連れてライフルを担ぎ鹿狩りにいきます。自然と共に暮らし、緩やかな時間の流れの中でで生活しています。あなたは、そんな暮らしの一コマをホームステイというかたちで過ごしてみたいと思いませんか?

    しかし皆さんの自力で自前の旅行で行く事はとても困難だと声を大にして言う事が出来ます。何故ならKKにも他のサバでもガイドがいないからです。可能なら一人でも多くの方々に訪れるて頂く事を願っています。是非ともこのロン・パシアを訪れて欲しいのです。

    私は、また久しぶりに訪れました。もちろん蘭研究家の私にとって植物探索のジャングル・トレッキングが目的です。ほとんどの家屋にソーラーが施されてここがボルネオの奥地なのか?を疑う錯覚を持ちましたが、やはり周囲は大自然です。KKからも300km以上離れた奥地の高原盆地です。

    サバのロン・パシアはサラワクの奥地のクラビット高原のバリオなどに居住するオラン・ウル族のクラビット族と同じ民族でサバ最少数民族ルン・ダエ族(サバではそう呼ぶ)の国です。
    ボルネオの古い懐かしい生活や大自然を感じられる貴重な部落です。お勧めします。

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