「０６年１１月１６日Thursday」
今日の部活は、なんか楽しかった。
いろいろな事情が重なり、男どもは初期メンバーのみ。やっぱりこの組み合わせが落ち着く。
いつもはつまらないような練習も、今日は楽しかった。たとえ文句を言われても、いつもならカチンとくるところが、今日はそれがない。穏やかで平和。
本当なら先生に見てもらう予定だったけど、あまりの人数の少なさに「今日はやめて、明日にすっぺ」明日頑張るか。

帰り際の連絡のときに、俺が最近思うことを言った…戸締りがおろそか、黒板の消し忘れ、楽譜の放置、挨拶返事が少ない。最近ルーズになりがちだから、しっかり取り組もう。
すぐにＭ君から「部長かよ？」なんて突込みが。しかし聞いていた先生は「あいつに言われると、守んねぇといけない気になるな」部長も「私も、彼の言葉そっくりそのまま、皆さんに渡します」みんな、基本が大事だって…と思う今日このごろ。

練習終わった後も、男声陣は残って練習。進んで練習ができるこのテンション、俺好きだよ。

あの人が言っていた。お前は「熱血青春謳歌型」だと。

「０６年１１月１６日Thursday」

６・７コマ目。
突然「小論文模試」なるものが行われる。それあるって聞いたの、昨日ですけど？
『小論文の書き方』みたいなテキストを渡され、それを適当に見てから、いよいよ文章を書き始める。しかし、課題文は書きづらいものばかり。読みやすいものの論を立てるのは難しい文、課題文自体が興味を引かない…。
結局、何も書けないまま用紙を提出。いや、字数は大丈夫ですよ。中身がない、中身が。
マジ、受験どうしよ…。

「０６年１１月１６日Thursday」
２コマ目の休み時間、俺は合唱部副顧問のＳ先生のところへ。彼女はたいてい数学室にいる。
今日もいつものように会釈してから部屋の中へ。一通り用事を済ませ「忙しい中すいませんでした」と一言添え、会釈をして部屋を出ようとする。するとわきで見ていた先生が「お前、礼儀正しいな」なんて言ってくる。「いやいや、そんなことありません。失礼しました」と、これまた会釈して部屋を去る。
こうやって一言添えたり挨拶したりするのって、当たり前のコトなんじゃないのかなぁ？俺は今まで、ずっとそう思っていた。挨拶返事は当たり前、きちんと言葉を添えるのも当たり前。しかし自分が当然だと思っていても「礼儀正しい」なんて言われると、ちょっと考えてしまう。
挨拶や返事って、生活上ごくごく普通のことなんじゃないの？でもそのごく普通のことができないから、あんなこと言われるんだろうな。できる人が減っているのは間違いないね。
とりあえず俺のモットーが「掃除と挨拶ができない人間は有得ない」ですから。自分から行動しなくちゃ。

３コマ目の休み時間、突然ライティングＫ先生がやってきた。
「ここの英語科担当は？」学習係で英語を担当しているＯ君とＨ君を呼び出す。「お前ら、昨日の朝自習のプリント、なんで持ってこなかったんだ？」「いや、(チェック用の)ファイルがなかったからっす」
しかし、俺は発見してしまう。教卓の中に、英語のファイルが入っているのを。「これ違くね？」「あ、あった」あらまぁ、こういう展開ですか？
Ｋ先生「もう持ってこなくていいから、確認だけしといて」ま、こんなコトもあるさ。

「０６年１１月１６日Thursday」
３コマ目、家庭。
今日のテーマは「衣服の洗濯・保存」だ。
担当Ｍ先生、アタックとエマールを持ってくる。「こっち(アタック)は弱アルカリ性でこっち(エマール)は中性」話は進む。
「じゃぁアタックの仲間みたいなのはありますか？」ビーズ・ボールド…。すると誰かが「アクロン」と言った。「残念だけど、アクロンは柔軟剤なのよね。他にもあるでしょ？ライオンから出てる…」すると別なほうから「小堺！」「確かに小堺が出てるけど…トップってあるでしょ？」小堺…(笑)。
さらに先生「これ出なかったね、アリエール」その瞬間みんなが「あっ」と声を上げる…そんなのもあったね…。

４コマ目、家庭。
この時間は３コマ目の内容を、ビデオで復習する。みんな視聴覚室へ移動。視聴覚室寒っ！廊下より寒いし。
自動でカーテンが閉まるのを見て「ハイテク〜」なんて声が聞こえる。っていうか、カーテン閉めたら暗いじゃん、先生〜。気づいた先生、蛍光灯をつける。しかし照度は低い…やっぱり暗くて見えないのよ。蛍光灯の真下へ移動する。見ていたＭ君「ポジション移動激しくね？」勘弁して。
害虫の種類、みたいなので、スクリーンには虫がでかでかと映される。飯の直前なのに、なんて声も多々。その中の一匹に「ヒメカツオブシムシ」なんてのがいた。近くにいたＭさんと２人で「Ｋじゃん、Ｋ」なんて１組のＫの話をして盛り上がる。Ｋ、ごめんよ。