「０７年０４月２９日Sunday」

１６時からは、例によって「福山雅治のトーキングＦＭ」を聞く。白昼堂々下ネタだもんね…。そんな中、この間発売された新曲「東京にもあったんだ」を改めて聞く。やっぱり、いい歌だ、歌詞に何かこう迫ってくるものがある。
その歌のせいなのかなんなのか、帰りは周りの風景に目をやっていた。阿武隈高原では今が桜の見ごろ、なんて言ってるのに、郡山ではもう新芽が。新しい葉も次々出てきている。早い木では、もう葉っぱが青々と茂っている。街路樹だけでも、かなり季節を感じるものだ。そして、空がだんだんと低くなってきたように思える。冬の空とは違った、何ていうか…上手く言葉になりませんが、まぁそんな感じ。確実に季節は流れている。来年の今頃、私は何をしているのだろうか…こうやって空を見てるのかな…。
帰りの電車でも、英文法書そっちのけで、窓を流れる景色を見ていた。向こうの山が、次第に赤く染まってゆく。強かった光は次第に赤みを帯び、だんだん弱くなる。空が赤く染まる…。日が暮れていく光景を、まじまじと見たのは…生まれて初めてかもしれない。
幸せだった。季節の流れを直に感じ、美しい光景を見、あぁこんな風景があったんだ…。自分がどこへ行っても、この景色は忘れちゃいけない。そう思った。