「０８年１０月１３日Monday」
午後は何をしていたか？あれですよ、ＮＨＫ音楽コンクールの全国大会、高校の部を見ていたわけですよ。今日みたいに時間があるときでもないと、合唱に浸れない。
まず演奏に先立ち、審査員紹介。課題曲の作詞者五木寛之さん、作曲者信長貴富さん…すげ〜、信長さんだ。何度となく歌ってきた信長さんの歌、思い入れがある。他にもまぁ馴染み深い(？)先生方が。なぜに雨森先生がこんなところに？
トップバッターが、なんと我らが福島県、安積黎明高校。聞くしかない。まず練習風景を流される…まぁ、だいたい予想できた。そして当然、指揮者の星先生のインタビューも。そして演奏が始まった。課題曲は…よくわからんな。自由曲のほうは、さすが黎明クオリティ、表情がよく見える。あの迫力は、まさに伝統校ならでは。いいね。ただ個人的な主観として、全日本のほうの自由曲が好きだな。
これ以降はテレビで見ず、部屋のオーディオで、なんとか電波を捕まえて聞いていた。女声が多いかと思いきや、混声のほうが多い。この大会の体質だな。全日本のほうでは、やはり女声合唱団のほうが多いから。人数が２０人ほどと少ないのに、そうは聞こえない団体。百人超の迫力で攻める団体。手拍子が入るなど、パフォーマンスに富む団体…いろんな団体があって、聞いていて楽しい。そして大会の体質として、宗教曲だのラテン語の曲だの、そういうものは無し！飽くまでＮＨＫ主催ですから、そこは万人に受けるものでなくては。そしてやはり、信長さんの曲で攻める団体も多い。
やっぱり混声はいいね、うん。
さて演奏が終了すると同時に、時間が余る。ここで、きちんとパフォーマンスを用意しておくんだな。各団体１分間で、自分たちの魅力をアピールするんだとか。黎明高は、いつもの練習風景を再現。その他、地元をＰＲする学校、ミュージカルを披露する学校、手話で歌う学校、ダンスとボイパをやる学校など…全国大会は規模が違う。
そして審査結果発表。安積黎明高校は銀賞に輝いた。いや、よかった。福島県勢の活躍に、本当に嬉しくなる。そのまま、全員で課題曲を合唱…実に感動的。

参考までに、去年の全日本と、今年のＮＨＫの結果を照らし合わせてみた。ＮＨＫに出てる団体は、当然全日本にも出ている。しかし全日本にのみ焦点を合わせている団体も多く、ＮＨＫで賞を取った団体が埋もれてしまう。とくに全日本では女声合唱団が多く、混声がなかなか賞を取れないようだ。なんだかなぁ。