午前中、自習室で干からびている。身が入らないとは、まさにこのことだ。涼しさを求めて、空調が効いた自習室に来るわけだ。来たら来たで、快適でやる気がなくなる…馬鹿だ、馬鹿である。

午後、実験。
テーマ「電子回路の製作実習と特性測定の実習」字のごとく、作って計る、話だけなら簡単だ。何が問題かって、このくそ暑い中半田ごてを握って、実際に回路を作るのだ…あり得ねぇ〜。このテーマの班は口々に「なんで半田ごて…」湿度も高いから、余計に蒸す。
だいたいこういうところでは、手先が器用な人と不器用な人との差が出る。隣の班はものすごい速さで作り終え、さっさと特性を計ってハンコをもらっている。周りが順調な中、なんかトランジスタの向き間違ってねえか？…間違ってるな、うん。基盤から剥がす、こういう無駄な作業で、余計に時間を食う。
回路をようやく作り終え、発信器やら電子電圧計やらを接続し…やっぱり出ないね、予想はしていた(爆)。過去レポートを丸写しし、提出。多少数字は変えて、あっさり通る。こんなんで大丈夫かしら？