先月の台風で、阿武隈川が氾濫したのは、まぁ知られている。そこでうちの大学でも、被害を受けた人はそれなりにいる。そしてＳ君も、アパートが浸水したらしい…お見舞い申し上げます。そして今日、引っ越し。その引っ越しを、私が手伝うことになった。
そういうわけで、朝から大学付近で待ち合わせる。Ｓ君が車でやってきて、早速向かう。「今から見る光景、びっくりすんなよ」ある程度覚悟はしている。が、いざ行ってみると、それなりに片付けてあり、そこまでひどくはない…大変だったんだろうな。「これ、戸がしまんなくなった」言葉が出ない。Ｓ君が不動産屋さんに書面を取りに行っている間に、私は衣装ケースやら何やらにものを詰め込む。Ｓ君が戻ってきて、車に荷物を放り込み、新居のほうへ向かう。
それで新居のほうに着いたはいいが、ここで問題が起きた。電気がつかない…なんで？「ブレーカーあげてんだぞ」だろ？「電気つかねぇのは気にくわねぇな。電気屋として」そうだそうだ。そこへガス屋さんが来て、ガスの点検が始まる。ガス屋さん「電気つけてもらえますか？」「なんか来てないみたいなんですよね」ガス屋さんもブレーカーをいじる。「電気、来てないですね」マジかよ。ガス屋さんが帰ってから、Ｓ君不動産屋さんに電話。「え…、あ〜。あ、なんかつきました」いじってたら、いきなり電気がついた。「このブレーカー、逆だろ」なんだ、そういうオチかい。電気もついたので、作業続行。何回か往復して、荷物を運び出した。運ぶだけ運んで、とりあえず終わらせる。
どっか昼飯でも行くか、というわけで丸亀製麺へ。昼時だから混んでるかな、とか思ったがそこまででもなく。さっさと食って、学校まで送ってもらった。

午後からは研究室。他のメンバーは先輩の論文を読んでいる中、私はひたすらデータを取る。これでいいのかしら？オシロスコープとにらみ合い、データを取り込む。これは処理してみないとわからないし、そもそも計器類も変わったし。