旗日ですね、建国記念日。というわけで今日は、安積合唱協会の定期演奏会である。２０周年のアニバーサリーである。そういうわけで、フォーレのレクイエムだそうだ。
一応９時４０分から発声練習だそうで、それに間に合うように行く。賛助の人にも練習を呼びかけていたが…行ってみたらほとんど賛助の人いないし。しかもまだステージの調整してるし。まあいいや、発声練習に混ざる。発声練習の後は安積だけのステージのゲネプロである。それが終わるまで、控室である第四会議室に待機。わざわざ控室ごとにお茶とか用意してある。他の賛助の人と「こういうところに気遣いがありますよね～」なんて。市民ではこんなことなかったような(汗)。
いよいよフォーレのゲネプロである。メンバーが次々集まってくる。配置も決まったし、楽器の配置もこれでいくようである。ゲネプロは順調…と思われたのだが。ステージの後ろで、ずっとオルガンの調律をしている。本番ではオルガンを使う予定だった。ところが「オルガンの調律は厳しいそうです」「えぇ～！？」というわけで、電子鍵盤で続行。しょうがないしょうがない。
出入りの練習をして、お昼。オーケストラのほうには電気科の先生がいるので挨拶、よろしくお願いします。控室に引き上げる…大ホールでは西野カナだそうだな、連日誰か来てるな。出された弁当を美味しくいただきつつ、Ｏさんに最近の合唱団の事情を聞かれる。「ああやっぱそうなんだね」そうなっちゃいますよね。その一方、Ｆさんとコンクールの話やら何やらである。「確かに高校生の合唱は上手いけどさ、大人の演奏って違うんだよね」ですよね。しかし出番まで時間がありすぎて、だんだん話題も減ってくる。
いよいよ袖に待機。そしてステージへ。始まってしまうと、なんだかびっくりするくらい早かった。これだけの人数で、しかも管弦楽で歌えるなんて。もう感謝しきりである。歌っていて楽しいし、本当に幸せである。なんだろうな、この曲に出会えて、本当によかったな、マジで。
終わって、アンコールにモーツァルトの「アヴェベルムコルプス」である。あれほど有名な曲なのに、実は歌うのは初めてだったりする。これもまた経験だよね。カーテンコールも終わって、閉演となる。
このまま即撤収かと思ったが、写真撮影だそうだ。そこでオーケストラが、楽器を持って映るのか持たないのかで、話がもめている。結局持たないことに決まったらしく、いろいろあるわな。写真撮影は、全体で並んで。写真を撮る方が団員の身内らしく「ちょっと全部撮ってよ！」「おぉ、激がとんでっつぉ」尋常じゃないスピードで撮影も終わった。
控室にて着替えて、再度ホールに集まった。ここでインフルエンザで出られなかった理事長に代わり、副理事長からあいさつがあり、手伝ってくれた高校生たちに感謝をし、ステージマネジャー、ソリストの先生、指揮のＳ先生からもお言葉をいただいた。いや本当に良かった、どうもお疲れ様でした、ありがとうございました。
さて、一連の流れが終わった。高校のときからの友人が見に来てくれていたので、せっかくだから会うことに。とは言ってもね、大して話したわけでもなく。車で来たというので、駅まで送ってもらった。「いや～すごかったよ、うん」そう言ってもらえて、本当に光栄です。ありがとね。
帰宅した、夕飯食べた、世界まる見えを見た、なんとなくまだ余韻でふわふわしている。幸せだったな、うん。