朝っぱら、いつものように列車に乗る。なんだか高校生が、やたらいる…話を聞いていると、全員が高三である。明日卒業式で、今日が登校日のわけだ。全員が集まれるのは、京都明日くらいだもんね。

研究室にやって来た。昨日ごっそりいろいろもらってきたわけだが…説明書がないのが空気清浄機。説明書ないのかしら？というわけで、再度漁りに行く。他の研究室の先生が「ほら～好きなもん持ってきな～。残しといたら全部ごみになっちゃうんだから～」そういわれて、使えそうなファイルを。しかし肝心の説明書は出てこない、まあいいか。
部屋に戻る。先生は用事があるので、午前中だけで出ていった。私のほうは、それこそもらってきたネットワークハブの設定を試みるが…何回やっても上手くいかない。これ壊れてるんじゃないの？でももらってくる直前まで動いてたみたいだし。
やめたやめた、昼だ。学食で昼食を済ませて戻ろうとすると、他の研究室の院生がいる。「会社から電話きたんだけど」マジで？この番号だったりする？「ああそれだね」うお～やらかした(汗)。「かけ直してみたら？」そうするわ。
研究室に戻り、再度設定を試みる。これひょっとして、ルーターのほうをいじればいいんじゃね？そう思って、サーバー兼ルーターに手を伸ばし、適当にスイッチを押してみる。しかしこれがまずかった。ルーターが落ち着いたからネットワークをつなごうとすると…つながらない。見ると、IPアドレスが変わっている…マジで？これヤバくない？管理できるのは先生だけだ…これ明日怒られるパタンだわ、うん。知らない、もう知らない。実験結果をノートにまとめて、さっさと引き上げる。

帰り際の列車。久々に早い列車に乗って、帰るのである。高校生が多い。なんとなく思い出す…５年前のカレンダーと並びが同じだな。でも５年前は２月２９日まであった。今年は２９日がないから、５年前の今日は、という話はできない。あれから５年か、そんなに経つんだな。とりわけこの時間の列車には、思い出がたくさんある。中島みゆきの「時代」がいつになくしみた。