夢か現か。凄まじい夢を見た。どこかの研究室に遊びに行ったら、急に地震が起きて、底の部屋の天井が崩落してきた。間一髪のがれて、自分の研究室に戻ってきたと思ったら、そこで再び地震が起きた。急いでデスクの下に潜り込む。そこで現実に引き戻された。地震だ！デカい。震える手でリモコンを握りしめ、オーディオの電源を投入。ラジオから『緊急地震速報、福島県で地震』やだやだやだ、なに、揺れが長いよ。揺れが収まっても、しばらく震えが止まらない。津波は？原発は？「福島県浜通りで震度5強を観測しています。この地震による津波の心配はありません…」ああもう、夜中にやめてくれ。そこからまず寝られないよね、これ。

完全なる寝不足で、出かける。さっきラジオで言ってたよ、常磐線と磐越東線の一部列車に遅れと運休って、列車来るのかい？最寄り駅で待っていると、載ろうとしている列車は時刻通り来た。しかしこのひとつ前の系統が運休になったらしく、混雑している。なんとかして座るのだが。

大学へやって来た。学生課に寄って学割を申請してから、研究室へ。パソコンをさっさと立ち上げ、学会発表のプレゼンを作る。こんな具合でいいのか？図の説明が長ったらしいが、こうなってしまうな。
午後、何ゆえか学生実験室の片づけを手伝うことになる。いや、手伝わされる理由がわからないわけでもないけれど、うん。先生方数名と、K君とY君、そして私とで、片付ける。まずは片っ端から机上の実験器具を集めて、準備室の奥へしまう。その一方で、また別な器具を引っ張り出して、再配置。書くだけなら簡単だが、これが意外とハードなのよ。途中で休憩が入り、とある先生のおごりで飲み物をいただく。
なおも作業は続く。配置を終えたら配線をして、予備実験だ。いや、私はこれが本業じゃないんだけど。まあいいや、うん。諸々点検やら何やらで、結局終わったのが18時半過ぎ。くたびれた、3人で売店へ行って、おやつを買う。「疲れたね…」ね、ほんと…。