演奏会である。郡山音楽フェスティバルというやつである。初年度はモーツァルトのレクイエムであった、その次は…なんだっけ？忘れたけどさ。今年は、各団体が数分の持ち時間でもって、何曲か演奏するスタイル。これがまた中ホールではなく、大ホールというね…そこまでキャパ大きくする必要あったのかしら？まあいいや、朝っぱらから文化センターに乗り込む。
文化センターに着いて早々、Kさんに会う。「控室って、どこ？」さあ？聞いてないです。館内をうろうろ。わからないのでWさんに電話。「あ～、直接練習室行ってよ」なんだか話によれば、控室も昼食会場もないんだとか。強いて言えば、一切合財まとめて、大ホール楽屋だそうで…うん。
ひとまず最初の練習では、発声と曲を通して終わる。第一練習室、本来ならば市民合唱団のホームグラウンド、しかし毎回練習室使えるほどそんなに団員がいないという現実。それが終わったら、大ホールのステージリハ。意外とこんなもんだったのかな？大ホール。もっともっと大きかった気もしたのだが。
昼だ昼。ここまできたら、やっぱふたばやパン店でしょ。買いに行ったら、やっぱりYさんもいた。買い物が終わってから「なんか混んでたよね？」あんなに混んでるの初めて見たんですけど。昼食会場がないので、談話室にて食べる。Kさん「息子がね、大学でね…」まあそんなもんじゃないですか？
適当に時間もつぶれて、楽屋にて着替えて、会場の様子をうかがう。定点カメラに映る具合を見ていると…こんなもんかい。「なにこれ？白い服出演者でしょ」あんまり考えないようにしよう。最初の団体を聞いてから、練習室にて最終リハーサル。そこからまた微妙に時間があって、楽屋で様子をうかがってからステージへ移動。あのさぁ、うちらの前がビビットコーラスよ？百人超えてるのよ？うちら十数人よ？(泣)まあいいんだ。
ステージが始まる、わりとお客さんがいる。コンクールではないので、わりとリラックスして歌えたと思う。そこまで大きなミスもなかったし、うん。そもそもコンクールで歌いこんできた曲だからね。
演奏が終わって、着替えて、他の団体を聞く。はもるかいが「大地讃頌」をやっている。なんだかんだ言っても、やっぱりこれに尽きる。いろいろ思い出が多い、コンクールが強く思い出される。ね。さらに男声合唱団合同演奏「ふるさとの四季」混声版は好んで聞くが、男性版は初めてだ。確かに混声とも似ているのだが、そこは男声合唱ならではの重厚な響きがしている。やっぱりいいなぁ。
演奏会も、極めてタイムテーブル通りに終了。久々に、評価にこだわらない演奏に触れられて、なんとなく幸せ。これ本当に。余韻に浸りながら、帰ってきた。