ついにやってきた、福島県声楽アンサンブルコンテスト当日。どうします？これ。どうしようもないんだけどさ。会場は例年通り福島市の音楽堂、メッカである。そして昨日から雪だったりなんだりするわけで。団員は大多数が市役所集合といういつも通りのパタンだが、私は列車にて福島へ向かう。ダブルきっぷ、なんてお得な切符があるのね。ラジオ福島をお供に、一路福島へ。東北本線から見える…雪景色だ、福島も。ってか郡山の電波のエリアの広さよ。
福島駅に着いた、外も吹雪くことがなく、今のところ平和。平和なうちに、現場に乗り込むぞ。バスに飛び乗り、音楽堂を目指す。そして難なく音楽堂に着いてしまう、本当に何事もなく。受付を済ませて、ちょっと早いが昼飯を済ませる。音楽堂の周囲には飲食店があるが、どこも個人経営のようである。考えた末、４号線まで出て吉野家にする。混んでるな、ってか昨夜は松屋だったけどな、牛丼ばっかだな。クーポンもらったけど、普段の私の行動範囲に、吉野家がなくってよ？
食べ終わって、音楽堂へ戻る。メンバーには、着いたら連絡ください、みたいなメールをしたので、連絡が来るとあれだから、ホールに入らずホワイエでたむろしている。切れ切れに聞こえる、小学生たちの声。あれだよね、純粋な声だよね。楽譜に縛られず、どこまでも生き生きとしている。これが子供たちの歌声である。心が洗われるようである、すぐ黒く戻るんだけど(爆)。
しかし、誰からも連絡がこない。いや、来た。それが、目の前の食堂でお昼をしている、という話である。それ以降まったくだ、なに？練習会場借りたのに、時間までもうすぐよ？気をもんで練習会場へ行ったら、すでに何人かいるし。「え？メールしたって聞いたけど」食事中ってのはもらったんですけど…。さらに時間を過ぎても、全員集まらず。結局全員集まるのに、10分遅れ、料理が出てこなかったらしい。それで練習を始めたのはいいのだが、ここ壁が薄い。よそ様の歌声が聞こえてくるのは許容範囲だが、廊下で待っている団体がうるさい。Yさんが扉を開けて「静かにしろ！」ぴしゃり、見たらどこかの若手である。練習のほうは、およそ発声、あとは音程の確認がメインであった、十分かな。
更衣室へ移動。さっさと着替えて、集合場所へ。途中Fさんに会う、どうも～。さらに途中の階段で、今度はK先生に会った。続けてるゆえ、こういう良いことがあるんだよね。
うちらの集合、小ホール。配列をどうするか話し合うが、よくわからず。そのままリハーサルに突入する。時間がないので、通して最低限の確認をしただけで終わった。そのまま舞台そでへ。でもね、うちら一般の部のトップバッターである。配列をどうするかまとまらなかったゆえ、演奏開始時間まで確認しまくる。いや、最初でよかったよ、うん。
しかし始まってしまえばあっという間でさ、大きなミスはなかったように思えるのだが、なんだかテンポが遅かったような気がした、引っ張ったな。時間内に間に合っていればいい、本当に。練習期間が短かったので、なんとも不安である。
演奏が終わったら、さっさと着替えて、帰るメンバーは帰り、最後まで聞いていくメンバーは各自取る。冒頭で言った通り、私は自由行動なので(笑)。アンコンはコンクールでおなじみの団体から、正直存じ上げなかったところまで。聞いていると、いろいろ勉強になるね。ちゃんとアンサンブルが成り立っている。しかし予想していなかった団体が、なんとなくこけているイメージがあったりなんだり。アンコンはなにが起こるかわからんな、マジで。
全体の演奏が終わって、さあ引き上げるか。ここで駅に向かいたいメンバーが私とSさんなのだが、Wさんの車がまだ空いているということで、乗せてもらうことに。ってか、雪だよ。Yさん「雪かきのブラシ買ったほうがいいですよ！」「あったんだよ。どっか行ったの」これからの時期はねぇ。さらに車中の話題はWさん「最近老眼が進んでさぁ」S先生「もっとすごくなるよ～」ついていけないな(笑)。
駅でおろしてもらって、Sさんとも別れて、矢吹行の列車があったので、すぐに乗った。結果はいつ出るのかしら？合唱連盟のページを眺める。あとはボーっと過ごしていたが…。郡山着く時間、遅くないか？乗り換え4分のはずなのに、1分だぞ？すぐ隣だからよかったけど。
それで最寄り駅に着くあたりで、結果が出ていた。なるほどな、市民合唱団、受賞は逃した。しかるべき結果だったな、見る限り。なんとなく課題は多かったもん、それは否めないのさ。