年の瀬もいいところである、世の中仕事納めである。そういうわけで、大学へやってきた。相変わらず駐車場は、教員も学生も車が少ない。
そんな中研究室よ。なぜか論文を書く気がさらさら起きず…やっぱ年末だし、大掃除じゃね？ということで掃除機を引っ張り出し、いつもより激しく掃除機をかける。普段なら動かさないであろう机やら椅子やらを動かして、まあがあがあやるよね。しかし何回も言っているように、四角い部屋を丸く掃除するのが私ですから。そこまで徹底的にやるのかと問われれば、決してそうでもない。いいや、こんなもんだ。実験スペースを切り上げて、今度は先生と院生がいるほうのスペースへ。下駄箱を動かし、棚の間から箱を引っ張り出し、こちらも普段より激しく掃除機掛けである。あとははたきを持ってきて、ホコリをおおよそ落として。せいぜいこんなもんだわな、うん。終わったころに先生が出勤してきた、これが常である。
昼、学食もねぇ、ショーケースがほぼ空だね。今年も一年、ごちそうさまでした。部屋に戻って、PCの電源を入れて、物書きもそこそこに、データのバックアップを取りまくる。USBメモリ、NAS、オンラインストレージ(2か所)。これだけ取っておけば、どこか一か所吹っ飛んでも大丈夫。
そんな中、S君がやってきた。「○○先生いなかったぁ」昨日で帰ったみたいだよ？ってか、結局修論のアブストラクトってどうなってんの？「だって聞いてねえもん」あれだな、他の部屋に突撃して聞いてみようじゃないか。そういうわけで、まずH君らの研究室に向かった。H君「はぁ…そうなの？」おいおい、大丈夫かよ。確信が持てないので、先生に聞いてみる。「そりゃ、俺はそう聞いてる」話を聞いた覚えはあるようだが、資料が出てこず…う～ん。そこから今度は、K君らの研究室へ。ちょうどみんな引き上げるところである。院１年生「なんすか？俺じゃないんすか？」2年生だけの話なの。K君「聞いてないな～」Y君「書いちゃうとねぇ」そういうことなんだよね。そこから愚痴のこぼしあいが始まった。内容は割愛させていただく(笑)。でもあれだね、みんなで話すって大事だよ、うん。
部屋に戻ってきた。デスク周りも片づけ、教科書をケースに詰めて、引き上げる準備。先生にも挨拶して、帰宅。今年も終わりだ、お疲れ様でした。